喫茶店での15分で効果的な作業を
家で勉強をするよりも外で勉強した方が効率がいいと感じる人はかなりいると思います。予備校や学校といった勉強をするための場所や図書館などが定番ですが、喫茶店という選択肢もあり、実際に行ってみると多くの人が参考書などを広げて勉強している人が多いのに気がつきます。
数々のビジネス書を執筆している明治大学の齋藤孝教授が書いた「15分あれば喫茶店に入りなさい。」(幻冬舎)によると、喫茶店はやらないといけないという雰囲気とそれを後押しするための環境が整っているといいます。今やるべきことに集中できるという喫茶店をもっと利用しない手はないという幹事がしてきます。
そこで今回は、この齋藤先生の「喫茶店で15分」という超短期間でどのように過ごすことによって集中して作業ができるのか、その方法について探ってみたいと思います。
人間は締め切りが迫ってくると、ものすごい集中力を発揮することができます。喫茶店でたばこをふかしたり、ケータイをいじくって漫然と過ごしているのではなく、1つの作業に対して締め切りを設定するのです。その時間を齋藤先生は15分がベストだとアドバイスします。考えたり全力で体を動かしたりするのは15分という時間が一番効率的にすすめることができるとのこと。確かに、日常生活においても15分くらいで少しふっと現実に戻る時があるような気がします。これを繰り返して30分、1時間と長く集中してタスクをこなしていうことができるのかもしれません。
それに、15分であればスキマ時間をうまく活用することができることから、色々なことを効率的にすすめることができるのも利点といえます。なので時間がかかる作業も15分単位でやるべき事を予め区切っておくといいのです。その集中力を、喫茶店というクローズな世界で適度に静けさがある空間が後押ししてくれるのです。
最後に齋藤先生が15分というスキマ時間を夕子いうに利用するために喫茶店に持ち込む7つ道具を紹介します。
・手帳
・クリアファイル
・3色ボールペン
・A4用紙
・ノート
・電子辞書
・時計、ストップウオッチ
これをいつでも利用できるように、カバンの中に常備しておけたらいいですね。
【参考】日刊ゲンダイ 2010年11月17日
15分あれば喫茶店に入りなさい。 (2010/09) 齋藤 孝 |
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