あしたまにあーな

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月曜日が憂鬱にならないためにできること

2011年2月 20日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

サザエさん症候群は日曜夜に放送しているサザエさんを見る度に、月曜日に会社や学校に行きたくないなとブルーになってしまう心理状態のことを指しますが、それは日曜日があまりにも充実していたからというどうしようもない要因とは別に、それを防ぐために自分でコントロールすることができるといいます。そんな心構えをR25で見つけたので紹介したいと思います。

月曜日に憂鬱になるのは、そこに重要な打ち合わせや予定が入っているからとR25では指摘しています。本来であれば重要な打ち合わせを入れた前日は、その打ち合わせに向けて自分なりに準備を行なうのが普通ですが、月曜日の打ち合わせとなると、前日は金曜日になってしまいます。金曜日に来週月曜日のことなど考える人はそう多くはないでしょう。すべてを忘れて遊びたいと考えるのが自然です。

そうなると、日曜日に月曜日のことを考えさせられる現実を突きつけられたときに、落ち込んでしまうのです。もちろん自分ではない他人に入れられた打ち合わせであれば、回避することは難しいかもしれませんが、できる限り月曜日には重要なイベントを持ってこないのが、1週間をモチベーション高く始める上で重要なポイントとなるのです。

では、重要な打ち合わせやイベントはどこにいれたらいいか。それはずばり、水曜日か木曜日にいれるとベストなのです。これによってその日に向けた準備もできますし、万が一そこで修正を余儀なくされてしまった場合にも木曜日と金曜日があるため、宿題事項を伸ばす必要がありません。

仕事ができる、できないは個人のスキルや適性という目に見えないものの要素も多分に含むため、一概にこれができれば仕事ができるようになるというものではないと思いますが、精神状態をまずはプラス方向に持って行くことによってできることができるようになるものも出てきます。この打ち合わせを水曜日や木曜日にもっていく方法が、ひとつのきっかけになればいいと思います。

【参考】web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110217-00005347-r25

TIME HACKS! TIME HACKS!
(2006/12/01)
小山 龍介

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読み上げプレゼンが評価を下げる

2011年2月 09日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

大学や企業に入って始めてプレゼンテーションの重要性が分かります。大学では自分がやってきたことを卒業論文や修士論文として発表するだけでなく、ゼミや研究室での進捗状況を教授に説明する際にも重要なアイテムとなります。企業ではそういった報告のアイテムとなるばかりではなく、取引先に対して買ってもらうための商売道具にもなり、より重要性が高まります。

そんなプレゼンですが、自分が他人の説明を聞いていてもうまいと感じる人とそうでない人がいるのに気づきます。その違いについて明確に言葉にすることができずに感覚的なものであったのですが、とある記事にてその特徴について明記してあったので紹介すると共に、今後どうしたらいいのかについて考えてみたいと思います。

プレゼンを作成する際にはマイクロソフトのパワーポイントを利用するのが一般的ですが、話す内容をひたすら文字で書いてしまいがちになります。この方が作る分には楽なのですが、発表時もそれを読むだけのプレゼンになってしまいます。この「読むだけ」になってしまうプレゼンは、聴衆に自分の意図を伝えることが十分できない下手なプレゼンであると捉えられてしまうのです。

そこで、以下に示すポイントが重要になります。

◆書いてあることと : 書いてないこと = 7 : 3
書いてあることを読むのは、まとめや気づきを与える際に利用し、それらのつなぎの言葉として3割は書いてないことを織り交ぜます。書いてあることを読む場合、聴衆は次に何を話すか予測することができること、そして単調になりがちで発表者とのアイコンタクトも希薄になることから退屈をしてしまいます。それを防止するのです。そのために織り込む「書いてないこと」の話し方の例として以下に2つ紹介されています。

◆トピック間の「つなぎ」を話す
トピックごとにこれまでの内容を簡潔にまとめたり、次に話す内容を予告するなどして、聴衆に息継ぎをさせるのです。
(例)
 「ここまでは○○の話をしてきました。□□は△△である、という内容でした」
 「では、次に▲▲についてご説明します」

結局何が言いたかったのかと思考が詰まってしまうと、なかなか次の話が耳に入ってこなくなります。そんな消化不良を防止するという効果も期待できます。

◆聞き手の不安を解消しておく
どこまでこの説明が続くのか、先が見えないプレゼンは人を不安にさせます。話が単調になったり、比較的長時間(目安として5分以上)同じ話をし続ける場合には、事前にこれからすることを話しておくといいでしょう。
(例)文章量が多い内容を読み上げなければならないとき
 「ちょっとここだけ読み上げさせてください」

こんなちょっとした気遣いが、プレゼン全体を単調にせずに盛り上がりのある内容となり、それが評価に結びつくのです。

このように、文章をただ記述したプレゼン資料を読み上げるだけでは相手の心に訴えることができません。それではインターネット上で遠隔にいる人の話を聞いているのと同じです。同じ場所に人と人が顔をつきあわせている利点を最大限に利用することこそ、プレゼンの重要な要素なのだと思います。

相手が近くにいるので、相手の状況を見ながら対応を変えていくことができる。目を見て話をすることで気持ちが伝わるのです。なので、プレゼン資料中の文章はなるべく簡素化し、文字量を減らすのもありだと思います。聴衆が自分のプレゼン内容について詳しくないのであればあるほど、簡素化してわかりやすくすることが求められるのです。

【参考】誠 Biz.ID
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1102/09/news026.html

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
(2010/07/15)
カーマイン・ガロ

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新人をほめるための工夫

2011年1月 31日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人を育てるには上手に褒めてあげることが最も近道だといえます。小さな成功体験を積み重ねさせ、それを自信につなげて自分自身で自発的に行動させることができれば、指導は成功したといってもいいでしょう。

新入社員が入る時期になると、どうやって新人の指導を行なうかが大きなポイントとなります。自分たちが考える常識はすでに新人にとっては「当たり前」ではありません。自分たちもきっと当時の先輩から同じように思われてきたはずです。

人間関係を上手に形成するためにいたずらにほめるのではなく、認めるポイントとして3点あるとコミュニケーション塾主宰の今井登茂子さんは言います。以下にその3つについて紹介したいと思います。

1. 身だしなみなど外見で判断できる部分
 着こなしが素晴らしい、清潔感がある、センスがいいというように身だしなみを褒めることによって、緊張感はおのずと解けるといいます。自分が力を入れているものは顔の容姿を褒められるよりも嬉しいものです。

2. 日常の態度
 いつも笑顔で元気がいい、挨拶が素敵、声が明るくて自分まで元気になれる、目を見てちゃんと話ができる、というように、態度を褒めることによって、その人の本質的な性格を褒めてあげることにつながり、よく見ていてくれると信頼されるのです。

3. 仕事内容に関連したこと
 結果だけにこだわるのではなく、その途中経過についても褒めて上げます。その調子で頑張れ、やればできる、など些細なことでもいいのでステップごとに期待通りのことができたら細切れで褒めてあげます。

誰でも何も分からずできない時期はあるものです。いまどきの新人は、と始めから諦めたり突き放すのではなく、同じ視点に立って接してあげることによって、いつかはそれが自分に大きなプラスとなって戻ってくるのです。その先行投資と思って自分も実践していきたいと思います。

【参考】日経Plus1 2011/1/29

人に好かれる言葉ハンドブック―こんなとき、この言い方 人に好かれる言葉ハンドブック―こんなとき、この言い方
(2008/08)
今井 登茂子

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