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自分を磨く読書術

2009年5月 06日 By: rainbow Category: ブックレビュー No Comments →

書店にいくと実に多くのビジネス書が並んでいて、それらは非常に魅力的な題名だったりします。「なりたい自分になれる」「仕事が夢のように片付く」「判断が迅速に行える」など、本当にそこに書かれていることを実践できればスーパーマンになれるのではないかと思えるほどのものが多いことがわかります。

それらの題名に引き寄せられて、購入して実際に読んで納得はするのではすが、すぐに忘れてしまいビジネスの世界に生かしきれていないのが現状です。どうせならせっかく購入した本なのですから何かしらの知識を仕事で生かしたいと思いますよね。そこで、仕事に生かすためのコツについてまとめてみました。

ビジネス書を生かす読書の心得
◆読む前に
・達成したい目標を設定する
 - 新入社員であれば「時間管理術」や「会計基礎」などの基礎固めなど
 - 中長期的なキャリアを考える場合、自分の今のポジションの一つ上になったときに必要な知識を学ぶ
・書籍の購入はインターネットなどの書評も参考にする

◆読むときは
・重要な箇所に付箋を張ったりボールペンで書き込んだりする
・スピードを重視する人は本の端を折るだけでも構わない
・必要な部分以外は読まない。達人は1冊30分から1時間程度で読み終える
 - 1つか2つ本から学ぶことがあればいいと考える

◆読んだ後は
・重要な部分はノートやパソコンにまとめて自分だけの参考書を作る
・ブログなどに書評を書いて読書日記を公開する
・読んだ内容を人に話すとさらに記憶への定着が図れる。

このように、ある程度のスピード感をもって読書に当たらないと購入したときの熱も冷めてしまう可能性があります。自分が習得したいと強く願ったときが一番吸収しやすい時期なのですから、速読ということではなく今までに自分が知っている知識の部分は読み飛ばして、知らないところに注目してそれを書き留めておくことが一番大切なのです。その上で、自分が習得した内容を使えるかどうかを省みるといいと思います。

【参考】日経Plus1 2009年5月2日

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書) (ディスカヴァー携書) ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書) (ディスカヴァー携書)
(2008/09/15)
小宮 一慶

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ひらめきに頼るギリギリ作業

2009年5月 03日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

試験や仕事の締め切りまであと3日。やばい!なんとかしなきゃ!

そう思ったときにすごい勢いではかどる事があります。自分も学生の頃や会社に入ってもしばしばそのような状況の中で徹夜や残業をしながらこなしてきました。なんとか締め切りに間に合った後は、いつも「もっと早くから取り組んでおけばよかった。次回は必ずそうしよう」と固く決意するのですが、次回も同じようにギリギリの作業になってしまうのです。

フランクリン・コーヴィーによると、仕事は「緊急かつ重要」である仕事の量を減らし、「緊急ではないが、重要」な仕事を増やすことによってモチベーションが上がると説明しています。確かにその通りでいつもいつもこのような仕事をしていると自分が本当にやりたいことが後回しになってしまったりするものです。

そこで、ものは考えようで緊急ではない仕事でも自分の中に期限を設けて、周囲に宣言することをお勧めします。自分は最近では多少厳しいくらいのスケジュールで会議を企画し、関係者を招集してしまいます。これで後戻りはできないのでやるしかない状況に自分を追い込みます。

このような場面で大切なのが、”カン”や”ひらめき”といったものになります。ものを考えなければならない状況では、カンやひらめきといった脳の無意識領域の働きが重要になります。ではこのひらめき、どのようにして生まれるのでしょうか。

脳科学者による研究では「ひらめき」は以下の4つのプロセスから生まれるといいます。
1. データを集め、準備する
2. データの順列組み合わせをすべて考える
3. 考えるのをやめ、頭の中で自然に発酵するのを待つ
4. 数日か数週間すると、いきなり「ひらめき」が訪れる

周到な準備の後、いったんそれを忘れる。忘れることで脳がリラックスし、無意識の領域が活発になるといいます。無意識の領域で設計図ができているからこそ、追い込みの時期に猛烈な勢いで作業を進めることができるのです。

何もせずにただ時間だけを無駄に過ごしていては何も起こりません。かんやひらめきを呼び起こすには、やれることをしっかりやって準備を行うことが大切なのです。妖精が全てを寝ている間にやってくれないかなと思うこともよくありますが、そんなムシのいい話は転がっていないようです。

【参考】be on Saturday 2009年5月2日

手塚先生、締め切り過ぎてます! (集英社新書 490H) 手塚先生、締め切り過ぎてます! (集英社新書 490H)
(2009/04/17)
福元 一義

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人生を楽しむためのスピード時間術

2009年4月 22日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

時間管理術という言葉が本屋さんにも数多く並んでいて、改めて時間を効率的に使うことの大切さが叫ばれています。同じ時間なのに「仕事ができる」人はその使い方がうまいなと感心してしまいます。しっかりと定時で会社を去り、英会話や飲み会など自分の時間を多く取ろうとしているのです。

自分は残念ながら時間の使い方がまだまだうまくはないので、いくら時間があっても全然足りないくらいで、時々そんな自分が嫌になるときもあります。子供も最近では、夜の7時くらいになると時計を指さし「パパ」と言ってくれるそうです。そのためにも時間をうまく使い必要な仕事を全てこなし、早く帰って子供と遊ぶにはどうしたいいのでしょうか。

そんな答えの一つを提示してくれているのが、『通販生活』雑貨商品開発室次長の吉川美樹さんです。「残業ゼロで成果が上がるスピード時間術」というセミナーの中で、そのヒントを与えてくれています。

キーポイントは「急ぐ意識を常に持つ」ということ。

トイレもコピー取りも他の部署に行くときも、とにかく急ぐという意識をもつことが大切だと吉川さんはいいます。急ぐ意識があれば朝とりあえずコーヒーを飲んで、それからメールでもチェックして、というような呑気な気持ちではいられなくなるはずだと、まずは気持ちの持ち方を説いています。確かに朝の始動が遅いとあっという間に1時間くらいは過ぎていってしまいます。なんだかもったいない気がしてきます。

さらに、吉川さんは以下を実践すべきだと説明しています。

「スケジュールは前倒しにする」
「先送りにせず今すぐやる」
「1本早い電車に乗る=始業前の余裕を生む」
「優先順位の高い仕事から手をつける」
「キリを欲張る」
「とりあえずの商談はしない」
など15項目

この中で印象的なのが、先送りせずにやることです。以前フランクリンコーヴィーの時間管理にういて学びましたが、時間の使い方で大切なのは「緊急ではないが大切なこと」をする時間をいかに多くするかによってモチベーションは上がるそうです。緊急かつ重要な仕事はそれを続けると、モチベーションは下がっていくのです。先送りせずにすぐに片付けようという気持ちを強く思うことによって、その処理スピードにも違いが出てくるのだと思います。

仕事をしていてよくあるのが、終業間際になって外部から仕事がどんどんふってくるパターンです。「今日は残業しないぞ」と思っていても依頼や予定よりも時間が掛かって結局残業をするハメになったりするのです。

外部からの依頼については、自分がすべきことなのかどうか、今すぐにすべきことなのかをもう一度考えてみるといいでしょう。自分が帰宅していたらその人は別な人にお願いするか、もしくは明日お願いするかするでしょう。本当に自分が今すべきことであればやむを得ないのかもしれませんが、そうやって問いかけることによって相手も自分の所に持ってくる前に考えるようになるでしょう。こうすることによって少しでも自分の緊急案件は減るのです。

時間が掛かってしまうのは、期限を思いきり意識するのです。ここまでにやらないといけないと強く思い取り組むことでなんとかできるものです。特に期限が定まっていないのであれば、「これは、今日の18時までに仕上げますね」といったりして自分で定めて宣言してしまうのもいいでしょう。

自分もまだまだ時間管理がへたくそなんですが、少しでも効率的に効果をあげるのは、自分がどこで仕事をしていても、遊んでいても大切なことだと思います。そうやって限りある人生を楽しく満足して過ごしたいものですね。

【参考】livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/4104823/

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大橋 悦夫佐々木 正悟

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