あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



梅雨時の体調不良を乗り切る方法

2012年6月 13日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

梅雨時になるとなんだか体調が悪くないという人も多いのではないでしょうか。とある調査によると、女性の約6割がこの時期、何らかの体調不良を感じるようで、、1位が「だるさ」(30.2%)、2位「肩こり」(22.6%)という結果が出ています。(血めぐり研究会調べ)

さらに、気圧が低くなると、炎症物質であるヒスタミンの分泌が多くなり、結果として肩こり、片頭痛、腰痛などがひどくなる人も増加するといいます。このヒスタミンという物質によって体が緊張しストレスを感じてしまい結果として血の巡りが悪くなって手足が冷えてしまうことにもつながると専門家は話しています。

一般に、高気圧だと空気中に酸素がたくさん含まれているので、交感神経が活発になり活動量も増えるのですが、低気圧だとその逆で、副交感神経が優位になり体がエネルギー消費を抑えようとします。曇りがちな日や梅雨時に、やる気がでない、体がだるいなど体調が変化するのは、副交感神経の働きで呼吸や脈がゆるやかになるからです。このことが梅雨時の体調不良の原因だったのです。

ということは、これを断ち切るためには、低気圧はどうにもならないので、それ以外に血液の流れを活発にしてあげることが求められます。そのために、先の「血めぐり研究会」では「こまめに身体を動かす」、「こまめに温める」、「こまめに衣服で調整する」の3つを勧めています。それぞれについて見てみましょう。

■「こまめに身体を動かす」
外に出られず運動不足になったり、同じ姿勢でパソコンワークを続けたりすると、首と肩の筋肉を緊張させ、硬くなった筋肉が血管を圧迫し、血のめぐりを悪くしてしまいます。筋肉に栄養や酸素が運ばれず、排出されるべき老廃物や発痛物質がたまってしまい、結果として肩こりの原因にも。肩こりを和らげるために、こまめに(目安は1.5?2時間に一度)身体を動かすことが重要です。

■「こまめに温める」
「肩」「首」「腰まわり」「太もも」「二の腕の裏側」「ひざの裏」などは、血管が密集していたり、大きな筋肉があることから、効率的に身体全体を温めることが可能。特にこりのひどい肩には、肌に直接貼ることができる「温熱シート」が有効。40℃くらいの温熱(蒸気を伴った熱)により、熱をじんわりと身体の奥まで届けることができるので、血のめぐりを良くします。

■「こまめに衣服で調整する」
梅雨の時期は、気温の温暖差が激しかったり、雨に打たれた時に身体を冷やしてしまいます。体温調整が簡単にできる、薄手のカーディガンやストールを常に携帯したり、かさばらない温熱シートをバッグの中に常備しておくことが推奨されています。

いかがでしょうか。上記のような行動は特に梅雨時に限った話ではありませんが、症状が出やすいこの時期には時に意識しておくといいと思います。自分もパソコン仕事が多いので、どうしても長時間同じ姿勢で過ごしてしまい、夕方近くになって片頭痛が起きることがこの時期多いので、体を動かしながら体を冷やさないように注意したいと思います。

【参考】マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2012/06/13/104/index.html

残り時間が分かるとやる気がでる

2012年6月 11日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

いつ来るか分からない終わりを待ち続けることは精神的にあまりいいものではありません。それを防止しようと横断歩道にはあとどのくらいで青信号に変わるかが示されたり、待ち時間をある程度正確に把握するために病院の待合時間を把握することができるようなシステムが導入されたりしています。

そんな残り時間が気になるのは授業も同じでしょう。授業中はいつでも集中すべきなのは分かっているのですが、人間の集中力は20分とも言われていることから、なかなか持続させることができません。

そんな授業中に残り時間を示すことによって生徒の疲労感が軽くなり、やる気が少し湧いてくるという研究結果を理化学研究所の水野敬さんを中心とするグループが明らかにしました。

限られた時間で何らかの作業をする場合、残り時間を示すことは有効であり、今後学校の授業だけでなく病院のリハビリなどで、集中力が必要なタイミングで応用することができるのではないかと期待されています。

実験は、被験者に授業を受けてもらい、脳をMRIで調査を行うことによって、脳の中で意欲を感じることのできる「即坐核」に流れる血流量の違いを調べました。結果、残り時間を表示した方が、血流の動きが活発になり、疲れを感じる部分の活動が抑えられたというのです。

これは感覚的にも理解しやすいものだと思います。あと10分で終わると分かっていれば、それに向け心構えをすることもでき、あとちょっと頑張ってみようと思えると思います。それが分からないと、どこで自分を盛り上げていけばいいのか分からないので、相対的に散漫になってくるのではないでしょうか。

子供に対する勉強時間なども、残り時間を提示すれば、より高い効果を得ることができることが期待されます。本当は、「知らず知らずのうちにこんなに時間が過ぎていた」と思えるほどがいいのですが・・・

【参考】日本経済新聞 2012/06/07

やる気スイッチをオンにする方法

2009年11月 16日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

日曜が終わり、サザエさんシンドロームに耐えながら月曜日の朝を向かえ、仕事や勉強をがんばろうと気合を入れなおしてはみるものの、なかなかやる気や集中力を高めることに苦労してしまう人は多いんじゃないかと思います。「ラッキーをつかみ取る技術」の著者である小杉俊哉さんによると、にこやかにしていることで様々な幸運をつかみとることができるといいますが、朝からにこやかでいる人はなかなかいないのではないかと思います。

しかし、仕事ができる人というのはしっかりと気持ちをコントロールし、朝からうまく切り替えて仕事に取り掛かっています。そういった考え方になるためにはどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか。そのヒントを脳神経外科医である築山節先生の言葉から考えてみたいと思います。

◆やる気を出すために休んでいる脳のスイッチをオンにする方法
1. 起床時間
よく言われることですが、朝起きたばかりの脳が活発に働くまでに約2時間は掛かります。朝9時から仕事が始まるのであればその2時間前である7時には起きるようにします。

2. 朝の運動
朝起きるだけでなく、全身の血流を良くするために体を動かす必要があります。何も朝からランニングをするというのではなく、ほんの少しの工夫をして毎日続けられるような運動で問題ないようです。例えば、駅までの道のりを少し長く歩いたり、エスカレーターを使わずに階段を使ったりします。血流が良くなることで頭もスッキリしてくるそうです。

3. 会社に到着
脳を元気にする方法の一つとして声を出すことがあります。朝会社に着いたら元気よくあいさつをして、周囲と笑いながら雑談をすると気分的にも脳的にも気分を切り替えてスッキリ仕事を始められるのです。

4. 仕事中はメリハリ
難しいことを考え続けられる時間は多くて1時間程度です。それ以上は脳が疲れてしまって効率的ではないので、適当に休むことが大切です。休みの仕方はデスクから離れてしまってもいいし、全く関係ない単純作業に取りかかってもいいでしょう。単純作業の完成によってちょっとした達成感を感じることができ、それが本来の作業にもいい影響を及ぼすのです。またいつか戻ってくることを忘れないでください。そうしないと現実逃避になってしまいます。

5. 就寝時間
朝早く起きるためには、当たり前ですが夜早く寝ることも大切です。睡眠中は大脳は疲労回復のために休み、その他では記憶の定着や思考の整理が行われているので、最低6時間くらいは眠らないとその日に蓄えた情報を整理する能力が下がってしまい、結果として仕事の効率が下がってしまうのです。

こうしてみてくると、規則正しい生活というのは健康面だけでなく能力的な面でも必要不可欠だということが分かります。栄養をとって、早寝早起きをする。小学生でもやれることを大人になると忘れてしまうのですよね。もしかしたら子供よりも大人の方が頭が硬くなってしまうのは、こうした基本的な生活が出来なくなってしまうことに起因しているのかもしれません。今、これを書いているのは夜の12時ですが、すぐに休みたいと思います。

【参考】
・R25.jp http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000007855/part/2


『音楽療法健康CD BOX『音浴三昧』(おんよくざんまい)』