あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



やる気を上げるためにすること

2009年6月 23日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人間の連続した集中力は40分程度といわれています。その間にいかに効率よく仕事や勉強をこなすかが大切なのです。そしてもうひとつ大切なのが、次の40分に向けてどのように息抜きをするかです。比較的のっていてどんどん進められそうな時は構いませんが、少し壁を感じてしまい、行き詰まってしまうこともあるでしょう。

そんなときに、周囲の人はどのように息抜きをしているかについてとある調査結果から考えてみたいと思います。(アイシェア調べ:有効回答数397)

◆やるべき仕事があるのに、職場でやる気が出ないことはありますか?
・よくある 31.0%
・たまにある 55.2%
・ない 13.9%

◆やる気が出ないことが「よくある」「たまにある」と答えた人に、職場でやる気が出ないとき、どんな方法でやる気を出しているか、当てはまる項目をすべて挙げて下さい。
・軽食やお茶・コーヒーなど飲み物を摂る 53.5%
・トイレに行く 37.1%
・誰かと話す 31.3%
・終業後の楽しみを考える 24.3%
・ストレッチなど軽い運動をする 23.7%
・ネットサーフィンをする 21.1%
・机の整理をする 15.5%
・パソコンのデータを整理する 14.6%

こうしてみてみると、職場でやる気が起きないことがあると答えた人は全体の8割にものぼることが分かります。つまりほとんどの人がどうしてもやる気が起きないことがある中でどうにかしてそれを打開しようとしているのです。仕事や勉強には必ず期限があります。その期限に間に合わせるように、このやる気を上げていく必要があります。

自分がやる気を上げる方法としては、一度5分程度でもいいので仕事のことを忘れて遠くの自販機まで歩いていきます。そしてジュースを1杯飲んでまた戻っていくのです。自分の席についたときに改めて仕事のことを思い出し、取りかかっていくのです。結構歩いてみると、リフレッシュすることもでき、戻ったときにまたいいアイデアが浮かんできたりします。大切なのは仕事のことから完全に離れること。悩んだまま席を立ってもあまり効果はありません。

また、誰かと話すのも自分にとってはいいリフレッシュになりますが、相手にとってがそれが単に邪魔をされているに過ぎないことも珍しくありません。必ずしも相手と自分が同じ時間に休憩を取りたいわけではないのです。

以前のブログでも紹介しましたが、リフレッシュは時間を区切らないとずるずると長引いてしまいます。そういう意味でデスク上でリフレッシュするときには、余計気を遣う必要があります。

いずれにせよ、このあたりは個人差が非常にあるものなので、この中で自分がやってみて確かにリラックスして気持ちを切り替えてやる気が出てくるものを探してみるのがいいと思います。それでなかったら、また別な方法がきっと見つかります。焦らずにゆっくりとそういう方法を探していけるといいですね。

【参考】RBB NAVi
http://www.rbbtoday.com/news/20090622/60738.html

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(2008/11/21)
山崎 拓巳

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やる気が出る「脳」の4つのスイッチ

2009年4月 15日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人間には集中できる時間に限界があります。好きなことを続けていれば時間が経つのも忘れて気がついたらものすごい時間が経過していることもありますが、好きなことばかりを続けることはできません。例えば勉強や仕事など、集中が続かないこともしばしばあったりします。

そんなときは、しばし休憩をしたりストレッチをしたりするのですが、東京大学大学院薬学系研究科准教授の池谷裕二先生によると、飽きっぽい脳に対する解決策は「脳をだます」にあるといいます。そのポイントは脳の中に存在する淡蒼球(たんそうきゅう)という部分。淡蒼球はやる気や気合など日常生活で大切な基礎パワーを生み出すといわれていますのですが、残念ながら自分の意思で淡蒼球を動かすことはできません。

しかし、直接動かすことができないのですが間接的に指摘してあげることによって、淡蒼球を働かせることができるといいます。そこで今回は池谷先生の言葉をもとに、集中できる方法について探ってみたいと思います。

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「淡蒼球」を動かす4つのスイッチ
 [B] Body カラダを動かす
 [E] Experience いつもと違うことをする
 [R] Reward ごほうびを与える
 [I] Ideomotor なりきる
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?Body(身体)
身体は脳の支配下にあると思われがちですが、本当は逆でカラダが主導権を握っていると言われています。これは、「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」、「やる気が出たからやる」のではなく「やるからやる気が出る」ということからもわかるように、体の方が脳よりも先に感じるんですよね。

これをうまく利用し、考えるよりも体を動かしてしまいましょう。例えば、趣味や勉強の時間もあらかじめ決めておき、体をその場所や環境へ強制的に放り込むのです。場所の移動も効果的です。新幹線や飛行機では、なぜか集中できるという人も多いのではないでしょうか。最近の研究で身体を動かさずとも、動いているという感覚があれば、脳が活性化することがわかっているのです。

?Experience(経験)
日常生活の体験は海馬(かいば)を通じて、貴重な記憶や知恵として脳に貯えられます。日常生活で初めて経験するような事態では、海馬が淡蒼球などを総動員して事態に対応させるのです。しかしいつもと同じ経験だと、わざわざ海馬が登場せず部下だけで処理を代行します。

よほど重要なことでない限り海馬にまで情報は届かないので、海馬のためにはいつもと違う要素を取り入れるのが効果的なのです。

?Reward(報酬)
報酬をもらえると「テグメンタ」という脳部位を活性化させ、快楽物質であるドーパミンを出します。ドーパミンは淡蒼球に直接働きかけるため、ごほうびとやる気とは強い相関があるといわれています。

お金や食べ物も報酬になりますが、何よりのごほうびは達成感でしょう。目標は小さくしつつ、腹八分目でやめるというのがおすすめです。

?Ideomotor(イデオモータ)
「念ずれば通ず」はウソではありません。たとえば「コックリさん」という遊びはイデオモータの一種だとされています。強く念じることで、無意識のうちに体を動かすこともできるのです。

成功のイメージを具体的に描き、その自分に「なりきる」ことでやる気が引き出されます。

これらを全て実行する必要はないと思います。自分の中で最もしっくり来るようなやり方で自分のモチベーションを上げていくといいでしょう。自分は想像して思いこむというのがどうも苦手なので、?から?までの方法を組み合わせることによって、効果を発揮させたいと思います。一流と呼ばれる人は、上の4つのスイッチを無意識のうちに使いわけているのでしょう。いずれこれらが無意識にでき、適切なマインドコントロールができるようになったときポジティブな自分が完成するのです。そのときまで、自分はまだまだ修行が必要そうです。

【参考】PRESIDENT 2009.3.2

のうだま―やる気の秘密 のうだま―やる気の秘密
(2008/12)
上大岡 トメ池谷 裕二

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