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科学的に証明されたルービックキューブの最小手数

2010年8月 16日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

わずか1面が縦横各3列で6面しかないルービックキューブですが、色の組み合わせは約4325京パターンもあるといいます。遊び方は非常にシンプルで色を最終的に6面合わせればいいだけなのですが、それが普通の人から見るとものすごく難しい作業になります。

自分の知り合いでルービックキューブの全国大会で常に上位にランクされる方がいらっしゃるのですが、彼は常に休み時間などは机の上に置いてあるルービックキューブで指を鍛えています。

彼に揃え方を習ったことがあります。彼なりに理論があってそれに基づいて説明して頂けるのですが、自分のような素人には難しく最終的には頭でそのパターンを覚えるようになって始めてできるようになりました。多分、自分もそのやり方を誰かに説明することなどできないでしょう。これを20秒弱でいとも簡単に揃えてしまう彼らは神の領域にあるといえます。

そんなルービックキューブですが、長年研究されてきたテーマの1つが「神の数字」です。この神の数字とは、ルービックキューブを揃えるのに、最善の回し方を選択し続けた場合にどうしても必要な手数のことをいい、1981年に52回という数字だと説明されてきました。

その数字について、この度アメリカのプログラマーであるトマス・ロキッキさんらアメリカとドイツ4人の研究チームが、どんな状態からでも20手以内で各面の色を全部そろえられることを証明したといいます。つまりどんなにぐちゃぐちゃになっていても、20手あれば揃えることができるというのです。

先ほど説明したように、全パターンはもはや天文学的な値となっているのですが、それをグーグルの協力を得て、コンピュータ上ですべてのパターンを洗い出したそうです。プログラムすることができるということは、きっとそこには法則があるのだと思いますが、おそらく人間が覚えられるような簡単なものではないのでしょう。

1974年にハンガリーの建築学者によって発明されたルービックキューブは、今時を超えて20手以内ですべて解決できる遊びとなってしまったのです。自分はゆっくりと考えながらああでもない、こうでもないとイライラしながら回す方が楽しいと思うのですが、時代は最短距離をいつでも模索するものなのかもしれません。

【参考】時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010081500082

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ありそうでなかった「色つきシャボン玉」

2010年8月 13日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

夢の国では、いつも赤や黄、青のシャボン玉がふわふわと浮かんでいて、背中に白い羽をつけた天使がやさしく微笑んでくれる場面が登場します。まさか白い羽の天使がそのままリアルな世界にいるとも思えないのですが、カラフルなシャボン玉というのはありそうですよね。ところが、それが今までなかったのです。

そんなカラフルなシャボン玉がこの世に生まれ、「Popular Science」誌のイノベーション大賞を受賞したのが2005年のこと。アメリカ・ミネソタ出身のTim Kehoeさんによって発明された色つきシャボン玉ですが、もともとインクやペンキを混ぜてもシャボンの玉の下のほうに色が寄ってしまうため、色をつけるのは非常に難しいとされてきました。

それをTim Kehoeさんは、人間の体温ほどの熱で消える特殊なインクを使用し、色を均一に広げる方法を考案しました。特殊なインクだからといって服に染み付いてしまうようなものではなく、15分から20分くらいで色が消えてしまい最悪でも一度洗濯すれば完全に色は消えるといいます。

気になる色は、プレストピンクとブレイジングブルーの2色でストラップヤネクストの通販サイト「にぎわい商店」で予約販売中です。商品名は「Zubbles(ザブルス)」といい、2010年9月ごろから入荷し始める模様。

この商品が誕生するまでに15年の歳月と、3億円ものお金がかかっているとあって、その気合の入れようをぜひとも実際に試してみたいところです。

1点注意事項としては、すぐに消えるからといって友達に向けてあまり飛ばさないようにすること。汚された側としてはあまり気分のいいものではないので。しかも「洗えば完全に消えるよ」などと火に油を注ぐことを言うのも厳禁です。

シャボン玉に色をつけるというありそうでなかった発想をすることができるティムさんは、きっと様々な色をまとって浮かんでいるまるで天国のような情景を思い浮かべ、そんな様子が日常的に見られるようになることを夢見て日々努力したのでしょう。その向こう側には子供たちのたくさんの笑顔が見えていたに違いありません。人を笑顔にできる仕事ができること、それが仕事人としての真の幸せなのだと思います。

【参考】Tokyo Walker
http://www.news-gate.jp/2010/0812/8/

恐るべし「イカタコウィルス」

2010年8月 04日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

タコ、イカ、ウニ、クラゲ、サザエ、アンコウ、ナマコ・・・

どれもとてもおいしそうな魚介類ですが、残念ながら今回はこれを食べることはできず、さらに悲しい状況になってしまうというお話です。

もしあなたのパソコンが、これらの画像だけで一杯になってしまい大切なファイルがすべて消えてなくなってしまったらどうでしょう。そんな考えるだけで恐ろしく腹立たしい状況にしてしまうコンピュータウィルスが通称「イカタコウィルス」です。

ファイル共有ソフト上ですでに広く流通してしまっているこのウィルスの見た目の拡張子はmp4形式で動画ファイルなのですが、これは偽装でありファイル名を「<動画タイトル名>.mp4(または.avi) <長いスペース> .scr」として、実は最後の方にこそっとあるスクリーンセーバー(.scr)形式の実行ファイルなのです。

Windowsでは、あまりにも長いファイル名だと途中までしか表示されないことから、うっかりすると、mp4までを見て動画ファイルだと思い込んでしまい、ダブルクリックしてしまいます。すると、専門家でも復旧困難なほどパソコンのハードディスク内を次々と上記の魚介類の画像で上書きしてしまうのです。

この度、この作成者が逮捕されました。以前にもウィルスを作成していて執行猶予になっていたのですが、今回自分の実力を試すというあり得ない理由で再犯に及んでしまったのです。ウィルス作成自体について日本では明確な犯罪行為とできないようで、今回は他人のパソコン内を破損させたとして器物破損の疑いだそうです。

こういった事件を見ると、改めて自分の身は自分で守る、つまり不用意に怪しいファイルを開いたり、ダウンロードしてはいけないと思います。どんどん巧妙化していく手口に対して、こういった手口をよく知っておくことも大切だと感じます。

【参考】東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010080402000191.html

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