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忍び寄る「セルフナーバス症候群」

2009年3月 04日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

ナーバス

他人の目が気になって仕方がなくなってしまうことはありませんか?

隣の人が自分の噂をしているんじゃないかと気が気でないことはありませんか?

このように、他人の目が気になり疑心暗鬼になってしまうのが「セルフナーバス症候群」の特徴であり、焦燥感にかられ、怒りっぽい、口数が減り考え込むことが多くなり、ひどくなると寝付けない、朝早く目が覚めてしまうなどの睡眠障害も出てくる恐ろしい症候群だと初台関谷クリニックの関谷透院長はいいます。

人は誰でも他人のことに無関心ではいられないと思います。やはり他人によく思われたいし好かれたいと感じるはずです。しかし、他人の目ばかりが気になって自分のことが手につかなくなったり、身体的に支障を来すようですと、何らかの対策が必要になってきます。

では、どんな人がこの「セルフナーバス症候群」になりやすいかというと、自意識過剰な性格にもかかわらず、かといってあまり自己主張もできずに何かと不満のある30?40代の中間管理職に起こりやすいそうです。入社して大きなミスもなく順調にこなし出世をしてきた人がある壁にぶつかってしまった時に、周囲に不信感を募らせていきます。自分の評価が気になり上司からも部下からも嫌われたくないので自分を押し殺してしまうのです。

そうなると精神的に追い詰められていってしまうので、睡眠改善薬など症状に対する薬が処方されたりすることもありますが、カウンセリングが治療の中心となり、他人の目を必要以上に気にする性格を少しでも変えようと努力する気持ちを本人に持たせることが重要になってきます。

関谷院長によると、他人からどう思われようと『わが道を行く』くらいの気構えを持つことが予防・治療につながるといいます。なかなかわが道を行くことは難しいことではありますが、自分が思っているほど相手はあなたを責めたりはしていません。もしかしたら意識しすぎなのかもしれません。ストレスは多いですが大切なのは、いい意味で忘れてしまうこと。自分がこうしなきゃと反省することができれば、あとは素直に相手に自分の気持ちを伝え、常に相手に誠実であるよう努力することだ思います。

以下に、セルフナーバス症候群かどうかのチェックリストがあります。該当する項目が多い人ほどなりやすいそうなので、チェックしておきましょう。こういった精神的な項目の他にも身体的な異常が見つかったら、専門家に頼ったほうがいいかもしれません。

<セルフナーバス症候群チェックリスト>
・自意識過剰でヒソヒソ声が聞こえると、すぐ自分の噂をしていると思い込んでしまう
・仕事が生きがいで出世したくてしようがない
・趣味がなく友人が少ない
・周囲の評価が気になって自己主張できない
・どんな状況にあっても満足できず不満が多い
・自分に自信が持てない
・同僚より出世が早い
・家庭より仕事が大事だ
・自分は人一倍働いていると思う

【参考】Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0903/02/news094.html


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ワイシャツは下着です

2009年3月 03日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

会社では、真冬でも上着を脱いでワイシャツを腕まくりして仕事をしています。ウォームビズ等の施策は行っているのですが、パソコンが数多くありそこから熱はどうしても出てしまうため室内は暖かいというのもあるのですが、なんといっても腕まくりをする方が気合いが入るような気がするからだと思います。時々その姿のまま外に出てしまい凍る思いをすることもあるのですが。

ところが、マナーデザイナーの岩下宣子さんによるとワイシャツは下着だというのです。ほとんどの人がワイシャツの下に下着を着ける人が多いので、あまりワイシャツのことを下着だと感じることはありません。ワイシャツの発祥の地である19世紀のイギリスで下着として着用されていたことから言われていることで、ワイシャツ姿のまま人に会うことは下着姿で会うことと同じであるとされたそうです。

人前で公の場所に行く際には、上着を着る必要があることはわかります。客先に行くときにワイシャツ姿のままでいくビジネスマンはいないでしょう。しかし、上着だけではまだマナー違反だと岩下さんはいいます。上着のボタンを掛けてなえうべくワイシャツを隠すようにする必要があるそうです。ベストを着ているときには上着のボタンは掛けなくてもいいとのことで、座っているときにはボタンを外します。立ち上がるときに速やかにボタンを掛けて立ち上がる習慣をつけるといいとしています。

マナーは、相手と共通して持つ認識です。職場によってはワイシャツ姿でいる方が周囲にとけ込むことができる場所もありますが、自分が普段いることのない公の場所になると、マナーは知っていて当然となり、自分が知らないでは済まされなくなります。最終的には会社の評価を下げてしまう危険性もあります。自分はこうすべきではないということを言っていてもマナーという巨大な共通認識を変えることはできません。余計な気遣いをしないためにも、こういったマナーをひとつひとつ理解していくしか道はなさそうです。

【参考】日経Plus1 2月28日

面白いほどよくわかるビジネスマナー―ビジネスシーンで好感度を上げる基本マナーと応用技! (学校で教えない教科書―実務書シリーズ) 面白いほどよくわかるビジネスマナー―ビジネスシーンで好感度を上げる基本マナーと応用技! (学校で教えない教科書―実務書シリーズ)
(2008/03)
岩下 宣子

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さわやかな自己紹介がカギ

2009年2月 25日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人との関わり合いの中で、やはり第一印象は非常に大切だと思います。大切なのは中身だと言われていますが、それはその人のことをよく知ってからのこと。多くの場合、関係はそこまで深く知り合うことなく表面的なものになります。その場合、相手のことを判断するのは第一印象なんですよね。

人間の心理にはハロー(後光)効果といって、最初に受けた印象を強めていく傾向があるといいます。例えば、初めて会った人に対して清潔な印象を持った場合、その人の部屋が本当は汚ないとしても「部屋はいつもきれいに片付いているに違いない。人間関係もきっとさわやかなんだろう」と勝手にその人のよいイメージを重ねていくのです。

スムーズな人間関係を構築する上でも、会ったときの第一印象と自己紹介をよりよくすることが大切だとマナーデザイナーの岩下宣子さんはいいます。自分のよいところを客観的に見つめ、意図的に相手に与える印象を作りだしていくことができるといいと思います。明るい自分を演出したいのであれば、笑顔を時折織り込んで、時には元気にあいさつをすると効果的です。

ハロー効果は恋愛にも影響を及ぼすそうです。恋愛は美しき誤解ともいわれていて結婚した途端に「こんなはずではなかった」となる人もいます。始めに受けた印象が持続し強められていくのですが、始めにいい方向だとそれが持続し、悪い方向もそのまま持続してしまいがちです。

大切なのは、やはり始めが肝心ということなのです。

【参考】日経Plus1 4月18日

人脈のバイブル―第一印象を高め顔を広めるための法則 (達人ブックス) 人脈のバイブル―第一印象を高め顔を広めるための法則 (達人ブックス)
(1998/11)
中島 孝志

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