2015/01/18
Category: 2015年_花燃ゆ
物語は前回小田村家に嫁に行った寿がなかなか伊之助に相手にされないというところから始まります。初回から3回のなかでこの寿という人物の登場回数がもの凄く多いのですが、何かのフラグなのかなと思って見ているのですが、まだ分からないでいます。というよりも、そもそも寿はどんな人なのだろうというところから始まるので、色々想像することもままならず見ていて少々ストレスに感じてしまいます。
登場する人物のなかで有名人に着目するほかに楽しみ方がないのが現状ですが、今回登場したのが久坂玄瑞です。なんだか自分の生まれ育ちに関して自暴自棄になっていておみくじも凶しか出ないことで、自分はどうなってもいいのだと思っていた矢先に文に出会います。久坂玄瑞ってそういう人物だったのでしょうか。
時代考証されているとは思うので、全く違うと言うことはないと思いますが、文によって性格が変わっていったというのは無理があるのではないかと思ってしまいます。今回の久坂玄瑞はあくまで初お目見え程度であり、おそらく次回から準主役的になっていくのではないかと思います。
そしてもう一つ、気になるのが寅次郎の描写です。前回脱藩したくだりが完全に適当であったために、よく分からないまま処分が下ることになってしまったのですが、今回も最後の最後に黒船に乗り込んだあたりが唐突過ぎてまったくついて行けませんでした。次回はこの流れで続いていくのだと思いますが、文という人物が吉田寅次郎の影響を思いっきり受けたというのであれば、こういう寅次郎の考えること、行動、それに至る背景などをしっかりと描いて欲しいと思います。そうしないと視聴者はついて行けずに脱落してしまうのではないでしょうか。
次回は、寅次郎がとうとう捉えられヤバイ状況になります。この出来事に文がどのように影響を受けていくのか見届けたいと思います。
◆花燃ゆ紀行◆
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