2015/05/05
Category: 2015年_花燃ゆ
前回、苦渋の決断の上に寅次郎に死罪を言い渡した井伊直弼ですが、今回あっけなく桜田門外の変によってその生涯を閉じてしまいます。高橋英樹さんが前回せっかく素晴らしい演技をし寅次郎への思いを演技のなかで表現してもらっただけに、その結末があっけなくその描写もほとんどなかったのが残念でなりません。
松陰がなくなったあと、自分を含めて多くの人は歴史上の大きな人物に関心を寄せながら、この物語を見続けているのだと思います。その中で、井伊直弼という人物像を表現することもほとんどなく、はやく家に帰ろうという感じで最期も描かずに終わってしまいました。その後にお約束のナレーションにて「この事件を機に幕府の権威は大きく失墜、日本はさらに混乱の時代を迎える」としていますが、その流れも唐突感が否めません。
そのショックを引きずったまま、龍馬登場です。龍馬と言えばどうしても福山雅治を思い出してしまいますが、今の龍馬は伊原剛志さん。結構雰囲気が出ていて良い感じです。きっと彼ならこの後の物語を上手く盛り上げていってくれるのではないかと期待出来そうな感じで、次回が楽しみです。
◆花燃ゆ紀行◆
山口県防府市
- 暁天楼