切り抜きもデジタルの時代「スマレコペン」
新聞や雑誌を見ていて、後で取っておきたいという記事を見つけたときにするのがスクラップ作業ですが、これが結構面倒で、苦労して切り抜いた後にその紙をどこかに貼り付けたり挟んだりして保存しておく必要がありました。これらは、何をとっておいたのか整理するのに不便で、自分の場合には定期的に見直しをした上で、インデックスをつけています。
しかし、このデジタルの時代の中でコンピュータが得意な「検索」という仕事を人間がして、必要な記事を取り出すのはなんだか時代遅れのような気がしていました。もっとデジタルで簡単に保存し、それを検索できないかと考えていたところ、それに近い商品がナカバヤシから発売されるといいます。
それが、「スマレコペン」です。使い方は非常に簡単で、切り抜きたい部分をこのペンを使って囲み、その囲んだ部分をスマートフォンの専用アプリで撮影するだけ。これだけで囲まれた記事をデータ化することができるのです。
これで、切り抜きをデジタルで保存することができることから、かさばらないし、ほしいときにほしい情報を利用することができ、さらに他の人と共有することもできるようになる、まさに夢のようなアイテムといえます。要素技術としてあるのがスキャナ機能であり、これによってデジタルとアナログが融合されたと開発者は語っています。
このペンの機能をさらに拡張して、保存したものを文字として認識し、その文字単位で検索してほしい情報を検索することができるようになった時、OCR機能も備えた真のデジタル?アナログ融合が成り立つのではないでしょうか。
【参考】Walkerplus http://news.walkerplus.com/2012/0229/3/
囲われた範囲だけを自動的に切抜き、データ化する特殊な専用ペンNakabayashi/ナカバヤシ SRS-P1… |
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