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ナビタイムにみる道案内以外の付加価値

2012/02/28 Category: ニュース

知らない街に向かうとき欠かせないのがナビゲーション機能です。数年前までは地図を見て何とか行こうと努力していたのですが、携帯電話やスマートフォン、車載器などでナビ機能が普及し、もはや地図など見ずに目的地を登録するだけで、自分たちをしっかりと導いてくれる優れものなのです。この「便利」と引き替えに自分たちが失ったものもきっとあるのでしょうが、それを補ってあまりある豊かさが提供されているのも事実です。

そんなナビゲーションですが、ありそうでなかった道案内をNAVITIMEが行うといいます。それは「景観優先ルート機能」です。Android向けアプリである「NAVITIME ドライブサポーター」上で提供されるサービスで、ルート検索時に近くに景観のよい区間がある場合、検索結果の一つとして「景観優先ルート」が表示されます。

既存の「有料道路優先」などのルート内に景観のよい区間が含まれている場合には、アイコンで表示しユーザに知らせるのです。景観のよい区間のデータは、200件入っており、ルート詳細画面では、各区間の紹介文や写真も見ることができることから、それを見て行くかどうか決めることもできます。しかも写真データは、フリーカメラマンの須藤英一氏が撮影したもので、美しい写真とともに、景観のよいルートを案内してくれるという優れもの。

また、ルート案内中に景観のよい区間に差し掛かると、「景色のよいルートに入りました」と音声にて案内し、走行中は地図上に「景観ルート走行中」と表示され、表示をタップすると、走行中の区間の詳細情報を確認することもできるというのです。

これまでのナビゲーションは、道を通過するための道具のように見ており、目的地まで到着すればいいという考えに基づいていました。しかし、その途中には様々な見所や観光スポットが存在し、それらを知ることなく通過するのはもったいないと思っていました。このアプリを使うことによって、そんな絶景ポイントも見逃すことなく、さらに深くその場所を知ることができるのです。

観光スポットは、ユーザが自由に登録することができるようにしてソーシャルネットワークを構築することによって、自分と趣味嗜好が合う人のおすすめスポットを簡単に登録することができるようにするのも拡張性があって面白いと思います。

いずれ、アプリが完全に観光バスのガイドさんのような存在になって、様々な案内を音声でするようになった時、ナビゲーションの世界はまた一歩完成に近づくのではないでしょうか。

【参考】gooニュース http://autos.goo.ne.jp/news/technology/170471/article.html

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