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夏の汗を解消するシャワーの浴び方

2011/07/30 Category: ヘルスケア

節電でクーラーを止める、もしくは設定温度を上げている人も多いと思います。朝起きてみると思いの外暑く、寝汗で体がぐっしょりしてしまい、そのまま会社にいくのも気持ち悪いのでシャワーだけでも浴びていく、といったシチュエーションもよくあることではないでしょうか。

しかし、ここでシャワーの浴び方には注意が必要なのです。せっかく汗を洗い流すためのシャワーが、逆にたくさん発汗してしまうということもあると汗の専門家である五味クリニックの五味常明院長は話します。そこで五味先生のアドバイスをもとに、汗をかきづらくするシャワーの浴び方を見ていきたいと思います。

朝のシャワー
五味先生によると、朝に体温より高いお湯を浴びると体内に熱がこもってしまい、炎天下に出たときにいつも以上に多量の汗をかいてしまうことになるとのこと。朝は、必ず自分の体温より低い温度のシャワーで済ませるようにしましょう。

お風呂の後
すぐにエアコンの効いた部屋には入らず、部屋に入ってくる風やうちわなどの自然乾燥で汗を蒸発させて、体温を下げるのが大切です。これは発汗している状態でエアコンや扇風機の風を浴びると、体としては、もう発汗しなくていいと勘違いし、汗腺を閉じてしまいます。その状態で外に出てしまうことによって、さっき出すはずだった汗がダラダラと噴き出すことになってしまいます。

汗腺の機能は汗をかけばかくほど高まる性質があるので、人間が本来備えている体温調節機能を使ってかける汗はできるだけかくようにすることが大切です。

室内の出入り
暑い場所とエアコンが効いた室内を何度も出入りしていると、汗腺が疲労して体温調節機能が低下します。その結果、蒸発しにくいネバネバとした不快な汗をかいて、汗臭さの原因にもなってしまいます。

とはいえ、どうしても温度差のある場所の行き来は避けることができないもの。そこで弱った汗腺を鍛えなおすために、以下の2つのうちどちらかを実践するといいと五味先生は話します。

・ 20分から30分程度ぬるま湯での半身浴する
・ ヒザから下に43度から44度の熱いシャワーを5分から10分あてつづける

上半身が徐々に温まりジワーっと汗をかいていけば、汗腺の強化に大きな効果を得られるでしょう。その後は、体温以下に設定したお好みの温度に切り替えて、普段どおりに頭や体を洗います。

半身浴やヒザ下の熱々シャワーで汗腺を鍛えていれば、サラっとした寝汗をかくので、朝起きても汗の不快感や汗臭さが軽減されるそうです。朝のシャワーを浴びる必要がなくなれば、時間の節約にもなるかもしれません。

暑い夏を快適に過ごすために、効果的なシャワーの浴び方を実践することによって、気分転換と汗の撃退の2つを両方解決することができるのです。是非明日から実践してみるといいと思います。

【参考】
・web R25 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110725-00020869-r25&vos=nr25gn0000001




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