梅雨の季節に効果的な湿気予防法
6月に入り、梅雨の季節がやってきました。節電をしようという流れや、放射能関連の心配から窓を開けて空気を入れ換えることに抵抗があるという人も多いと思います。しかし、だからといってそのままにしておくと、部屋中に嫌なニオイが立ちこめるだけでなく、カビが生えてしまい結果として健康を害してしまうことにもつながってしまいます。
そこで、除湿器などをうまく使いつつ、それ以外の方法で湿気対策を行なう方法について、一級建築士の小木野貴光さんのアドバイスをもとに見てみたいと思います。
◆湿気予防
まず一番肝心なのが、湿気を出さないようにすることです。部屋の中で湿気を出す要因を1つずつ潰していきましょう。その際のポイントを以下に挙げます。
・ 部屋干しをせずに、晴れた日にまとめて洗う
・ 浴室の湯気を漏らさないように閉め切り、入浴後に天井や壁の水滴をできるだけ拭いてから出る
◆湿気を逃がす
一番効果的なのは換気ですが、その方法にもやり方と状況に一工夫あります。
・ 開ける場所は1箇所だけでなく、なるべく離れた2つの窓を開ける。これによって空気の流れができあがりより多くの湿気を逃がすことができる。
・ 雨の日でも窓を開ける。部屋の中にある湿気を閉じ込めるのではなく、入れ替えて逃がしてあげることによって不快度が下がる。
湿気を取り除くためには換気をする以外に、効率的で効果的な方法はありません。晴れる日が少ないからこそ、晴れた日には、部屋の窓をあけるとともにクローゼットやタンスの引き出しまで開けて、部屋中の湿気を放出したいものです。気持ちよく部屋で過ごすために、湿度計を見ながらこまめにチェックするように習慣化していければいいですね。
【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110531-00020227-r25
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