賢い食材のまとめ買い手法
安いときにまとめ買いをするのは節約をする上で欠かせない方法の1つとなっています。しかし、せっかく買った物でも冷蔵庫の中で腐らせてしまってはお得なものもお得でなくなってしまいます。そこで重要になるのが「どのようなものを」まとめ買いして、「どのように保存するか」という2点になります。今回は専門家のアドバイスをもとに考えてみたいと思います。
◆どのようなものを買うか
ものの値段は、そこに手間が掛からないものほど安くなるのが一般的です。人件費が掛からないような商品、つまり小さく切り分けられていたりパックになっているものではなく、ひとかたまりになっているものを購入することによって安く購入することができるのです。西友では、鶏肉を1kgの塊として販売し、通常よりも3割から4割安く提供しているといいます。
しかし、特売品を狙っているけど食費の圧縮効果がなかなか出ないということも。これに対して専門家の方は「まとめ買いは、実は上級者向きの対策。無意識なストレス発散もあり、安いのを理由に余計な支出をしている人は多い」と話します。つまり何でもまとめ買いをすればいいという訳ではなく、事前に把握しておくべき5つのチェックポイントがあったのです。以下にそれを示します。
(1)冷凍・冷蔵・解凍など食材の保存と調理方法
(2)家族が食べきれる量
(3)買い物や調理時に消費する電気代やガソリン代
(4)買い物は週2回までに抑える
(5)冷蔵庫が空になってから買い足す
この5つを計算に入れたうえでまとめ買いすれば、大半の人は食費を1割から2割はカットできるといいます。この時、飲み物やお菓子、調味料などの新製品、「あるからつい食べる(飲む)」食品は安くても余分に消費することが多く、まとめ買いに不向きだといいます。
◆どのように保存するか
食材の長期保存に欠かせない方法が冷凍だと思います。冷凍庫の大きいものは何かと便利なのですが、ほんの少しの工夫で鮮度を落とさずに保存することができるといいます。そのときに利用できるアイテムが「クッキングペーパー」です。
・薄切り肉や魚の切り身
1枚ずつくるむ
・ステーキ肉など
小分けにしペーパータオルでくるんでから専用袋で冷凍すると、解凍時に肉や魚から出る肉汁を防ぎ見た目の色も悪くなりにくい。
・葉物
水をたっぷりと含んだクッキングペーパーに葉の部分をくるみ、立てて保存すると鮮度が長持ちする。
多くの食材は1カ月もたつと冷凍中に乾燥して脱水し、脂質が酸化しておいしくなくなるので早く消費するのが一番だといいます。また電子レンジで解凍するときにはまんべんなく解凍させるために、冷凍する際にご飯やひき肉などは平たく丸い形にしておくといいそうです。
このように、まとめ買いをうまく利用することによって、安く効率的に節約することができるようになるのです。ほんの一工夫でできることなので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
【参考】MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100322/sty1003220729003-n1.htm
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