解読されにくい安心パスワードのつくり方
今の時代、必ずパスワードや暗証番号を複数個もっていると思いますが、簡単な覚えやすいパスワードだと悪意のある者に破られてしまう、あなたなの大切な個人情報が漏洩してしまうだけでなく、金銭的な損害や社会的な信用低下を招く危険性もあります。とはいいつつもたくさんありすぎて自分の中で覚えることはとてもできないようになってしまい、結果的にパスワードをメモにして残すということになってしまっては、何のためのパスワードなのか分かりません。そこで、今回はアメリカのマカフィー社が提唱するパスワードのつくり方について紹介します。
◆サイト毎にかえる
マカフィーとはセキュリティーの専門企業として世界的に有名な会社です。そのマカフィー社が提唱するパスワードのつくり方として、まず登録するサイト毎にパスワードを変えることです。様々なサイトで同じパスワードを利用すると1ヶ所でパスワードが流出した場合他のサイトにも影響を及ぼしてしまいます。なので、サイト毎にパスワードを変えて影響を極小化することが大切なのです。
◆基本となる単語を決める
以降、サイト毎にパスワードをどのように作成するといいか示します。まず1つの自分ルールを予め作っておきます。例えば、「light」という単語をすべてのサイトに共通する自分のベースとなる単語と仮定します。これは自分の好きな単語でいいと思います。
◆変換する
それが決まったら、例として「mcafee.com」のサイト用のパスワードを作成する方法ですが、パスワードはまず「123」という数字で始め、それに「light」の「i」を「1」という数字に入れ替えて末尾を大文字にした「l1ghT」を付けます。
◆特殊文字を入れる
さらにキーボードで「mcafee」の各文字の左上にあるキーを拾って「jdqr33」を加え、最後に特殊記号の「^!」を付けます。これによって「123l1ghTjdqr33^!」というパスワードが出来上がるという仕組みです。
この自分ルールはどこまでやるかは自分と相談し、いつでも分かるレベルで構わないと思います。その中でも最低限としては、パスワードには必ず数字と大文字・小文字を組み合わせた文字、特殊記号を含めた方がいいとマカフィーの方は指摘しています。
これで完璧ということはないので、定期的に変えていく必要はありますが、その場合でも基本単語を変えるだけで自分ルールは変えなければいいだけの話なので、そのサイト毎に解読困難なパスワードを作り出すことができます。もう一度自分が使っているパスワードが生年月日や名前、簡単な数字だけになっていないか確認してみましょう。そうなっているのであれば、近いうちそのパスワードを利用した悪意のある者によってあなたも被害者になってしまうことになります。
【参考】ITmedia エンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0911/26/news020.html
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