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柔らかい体を取り戻せ

2009/09/16 Category: ヘルスケア

体が年々硬くなっていくのが分かる時があります。それが人間ドックの日なのですが、今年座位体前屈の値がとうとう0になってしまいました。0ということは地面に手がつくのですがそれ以上曲げることができないことを示します。もし、膝を曲げることができないときに素敵な女性がハンカチを落とし、それを拾ってあげたくてもできないということになってしまいます。自分も歳をとったのだろうかと落ち込む瞬間と共に、一年で最も何とかしなくてはと思う日でもあるのです。

体が硬くなるのは筋力が衰え、関節が動ける範囲が狭まっているためだそうです。その関節の動ける範囲を大きくするためには、関節自体をぼきぼきと伸ばす荒治療ではなく、まずは周りについている筋肉を鍛えるところから始めるといいと平石クリニック院長の平石貴久さんはいいます。以降どのように運動をしていけばいいのかを平石院長のアドバイスから模索してみたいと思います。

◆Step1 関節伸ばし
足先などの体の末端に位置の関節をゆっくりと曲げ伸ばしを行います。以降の運動の前後でかならず行うことが大切です。

◆Step2 ウォーキング
全然運動していない人はウォーキングから始め、腕を大きく振り太ももを高く上げて、慣れてきたら肩を回す運動を取り入れます。肩回しは前回し、後ろ回しを次第に大きくしていき負荷を高めていくといいでしょう。歩く距離も次第に伸ばしていき、立ち止まるときに膝の屈伸を無理をしない程度にしながら待ちます。目標を1ヶ月単位で体を柔らかくしようと考えます。昔よく流行った酢を飲んでも体は柔らかくはならないそうです。

◆Step3 腹筋運動
上記のウォーキングでかなり体が柔らかくなってきたと自覚することができたら自宅で腹筋運動をメニューに加えます。腹筋10回を行ったら、両腕を高く肩まで上げて上半身を左右に回転させねじる運動を行います。

なにかを飲んだり食べたりすればいきなり体が柔らかくなるわけではなく、毎日の少しずつの積み重ねが大きな成果を生むのですよね。体が柔らかいことは直接、体の異変を伴うものではないと思いますが、柔軟であることは様々なスポーツをするときに、自分の思うように体を動かすことができることにもつながるのです。イチローが毎回ストレッチをしているように、体は動かさなければすぐになまっていってしまいます。周囲にも何らかの宣言を行った上で、自分を律することがはじめの関門なのかもしれません。

【参考】日経Plus1 2009年9月12日

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