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時代と共に変わるおむつ離れ時期

2009/09/03 Category: 子育て

2歳を迎えても一向におむつから卒業する気配がない子供ですが、トイレには非常に興味があるらしく自分たちがトイレに入っていると一緒に入りたがります。おしっこやうんちをしたいのかと思いきや、そうではなくトイレットペーパーで遊んだり水を流したがるだけで自分で用を足すことはあまりしません。トイレから出るときは決まって「トイレ様、バイバイ」と手を振ってドアを閉じるかわいい一面を見せるのですが、親としては早くおむつから卒業して欲しいと願っています。

P&G調べによると、おむつが外れる平均月齢は1990年が28ヶ月(2歳4ヶ月)だったのに対して、2007年では40ヶ月(3歳4ヶ月)と1年も延びていることが分かったそうです。この要因として自然な成長にまかせ、無理に急がせる必要はないという考え方が浸透したためと分析しています。一般的におむつはテープタイプからパンツタイプへと成長と共に移行しますが、テープタイプの販売金額が過去10年で6割減少したのに対して、パンツタイプが4割増えているのも、このような状況では納得できる話です。

おむつについて、自然に取れていくものなので急ぐ必要はないと自分も思いますし、周囲の子供がそうだからという理由だけで、自分の子供もおむつの卒業を急がせるのもなんだかおかしい気がします。そのあたりは気長に待ちたいと思う反面、おむつが取れないことによってこの夏に困った点もありました。それがプールです。

当然ですが、おむつが外れていない子供は広いプールで泳ぐことができない場所が大半なのです。小さな噴水のような場所で水遊びをする程度しかできず、これでは有り余るパワーを十分に発散させることもできません。衛生上やむを得ないことであることなので、おむつが取れるまで我慢するしかありません。子供と一緒にプールに行くことができれば、夏ももっとエンジョイすることができるので、来年の夏にはおむつが取れていて欲しいなと心の中では感じつつ、トイレトレーニングを無理せずに続けていこうと思います。

【参考】日本経済新聞 2009年9月2日

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