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広がるカーシェアリングの仕組み

2009/04/11 Category: 日記

車の維持費って年間数十万円もかかるんですよね。自分のように基本的に土日にしか乗らず家族も車を使わないのであれば、思い切って車は持たないという選択肢だってあり、事実そのように考えている人は増加している傾向にあります。

しかし、いざというときにやっぱり車はあると何かと便利です。少し離れた家電量販店、ホームセンター、ドライブ、旅行等ちょっとした用事に車の便利さが発揮されます。このように車を使いたいときだけ利用することができるという考え方から普及が広がっているのが「カーシェアリング」ではないでしょうか。

「カーシェアリング」とは、1台の自動車を複数の人で共同利用する会員制のしくみのことで、70年代にスイスの学生が考えたのがきっかけと言われており、今やアメリカでは約25万人、スイスでは約8万人が利用しているといいます。

そのカーシェアリングの仕組みについて簡単に紹介します。

■事前登録
まずはカーシェアリングサービスを行う会社に会員登録し、自分のICカードを発行してもらいます。これが車のドアロック解除の鍵となるのです。使いたいときには、ネットや電話で「時間」と「場所」を予約し、当日目的の拠点に行けば車があるのでICカードで乗り込みます。

■料金体系
携帯電話のように、基本料金と使った分だけの使用料を払います。利用形態によって自分で好きに選択することができるのです。
(例)オリックス自動車
・毎月2980円の基本料金を支払うAプランは、15分190円で小型車利用が可能
・毎月1050円の基本料金を支払うBプランは、15分310円で小型車利用が可能
この他、走行1kmあたり15円の距離料金がかかりますが、ガソリン代は上記レンタル料金に含まれているので支払わなくてOKです。

■利用時間
使いたいときに使えるのかということが気になる人もいるでしょう。そもそもカーシェアリングは、子供の送り迎えや、休日の買い物など、日々のちょっとした足代わりに使うことが多く、利用時間も15分単位ということで台数が回転よく利用されていることからあまり気にしなくてもよさそうです。

また、レンタカーとの住み分けですが、日常使いには「カーシェアリング」、旅行や長時間使う場合には「レンタカー」がお得に利用できるコツといえます。課題はまだまだ全国的に日常的に使えるほど拠点が普及していないこと。レンタカーのお店くらいい普及すれば、もっと一般的に利用することができると思います。そういう意味で既存のレンタカー店が次のビジネスとして展開していくのが必須といえるでしょう。

これからはカーシェアリングを利用して買い物にいったら、てきぱきと短時間で買い物をするような生活パターンに変わるかもしれませんね。

【参考】Walker Plus
http://news.walkerplus.com/2009/0409/8/

カーシェアリングが地球を救う―環境保護としてのニュービジネス カーシェアリングが地球を救う―環境保護としてのニュービジネス
(2004/11)
村上 敦

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