朝採り野菜がおいしい理由
桜の季節も過ぎ本格的な春を迎えました。
春といってもほとんど夏といっていいほどの陽気が続いていますが、春になると様々なおいしい野菜が登場します。例えば、春キャベツ、菜の花、せり、タケノコ、アスパラガスなどスーパーにも「朝採り新鮮」という言葉が踊っています。
確かに、この朝採りという言葉を聞くとなんとなく新鮮でおいしそうなイメージをもちますが、日中に収穫した野菜とどのような違いがあるか案外知らなかったりします。そこでこの違いについて考えてみたいと思います。
■水分を溜めこむ
植物は根から吸収した水分を葉から蒸発させています。日差しの強い日中は葉から多くの水分が蒸発してしまいますが、夜間は逆に水分を体内に溜め込んでいるので、日が昇る直前が一番みずみずしい状態で収穫できるのです。
■温度が低い
また、明け方のひんやりした時間帯は野菜自体の温度も低く、箱詰め後もその温度で野菜同士がお互いに冷やしあい、鮮度を保ったまま輸送することができるメリットもあります。
このように、朝採り野菜はみずみずしくシャキッとした状態で自分たちの目の前にその姿を見せているのですね。このおいしさを提供するために農家の方はみんながまだ寝静まっている頃から一生懸命収穫してくれていることを考えながら食べるとまた春野菜のおいしさも違ったものになるような気がします。
【参考】humhug no.08
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