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6つの視力を救う食べ物

2009/04/13 Category: 日記

先日紹介したレーシック手術にように、根本から視力回復させてしまおうとするものが最近話題になっています。

レーシックの他にも個人ごとの目に基づくオリジナルのカーブデザインを施したハードコンタクトレンズを夜間の睡眠中に装用することによって、角膜表面の形状を変化させる矯正法であるオルソケラトロジーなどもあり、自分にあったやり方で視力を回復させることができるようになりました。

自分も裸眼で1.0ないのですが、コンタクトレンズもしていませんし手術までいくとなんとなく不安の方が大きくなってしまいます。そんな人のために、目の健康に対するもっと積極的なアプローチとして食生活を見直すことが提案されているそうです。

リバプール大学の眼科学長Ian Grierson教授によると、白内障や緑内障、失明の原因として多い加齢黄斑変性などの疾患は、すべて食生活の影響を受けているといいます。そこで毎日の食事に果物や野菜をちょっと増やすだけで、将来の目の病気にかかる確率を劇的に低くすることができるというのです。そんな眼のカギとなる6つの食べ物について紹介したいと思います。

・緑色野菜
ほうれん草、フダンソウ、ケール、ブロッコリー、芽キャベツなどの濃い緑の野菜にはルテインとゼアキサンチンという2種のカロテノイドが含まれています。ルテインとゼアキサンチンは異性体で、ヒトの網膜に存在し、はっきりとした像を結ぶには不可欠です。光にさらされることによって年とともに失われるルテインとゼアキサンチンを食品で補うことは、加齢による失明の予防につながるとのこと。摂取の目安は1日100gの緑の葉物野菜をサラダや加熱調理して食べるとよいそうです。

・卵
ルテインとゼアキサンチンは卵黄にも多く含まれています。1日置きくらいに卵数個のスクランブルエッグを食べたり、新鮮な卵黄で作ったマヨネーズなどで取り入れるとよいそうです。

・ブルーベリー
これはタブレットにもなっていて有名ですね。夜間の視力に関係あるとされ、第二次世界大戦中は夜間任務のパイロットの視力向上のため取り入れられていました。ブルーベリーやブラックベリーなどの濃い色のベリー類はアントシアニンが豊富で、白内障や加齢黄斑変性による失明を予防し、進行を遅らせることができるそうです。目に血液や栄養を送り込む毛細血管を強くする働きも研究により示唆されています。朝食のシリアルにトッピングしたり、スムージーなどで取り入れると良いそうです。

・脂ののった魚
魚の脂肪に含まれるω-3脂肪酸は緑内障や加齢黄斑変性のリスク低減に役立つそうです。ドライアイにも有効で、ある研究ではドライアイ症候群の女性に1週間に5食缶詰でないマグロを食べてもらったところ、症状が68%緩和されたそうです。摂取の目安は1週間に2?3皿魚料理を食べることがホルモンバランスや脳・肌・目の健康のために推奨されています。

・木の実、種子類
ナッツ類に豊富に含まれるビタミンEには目を紫外線から守る働きがあり、白内障などさまざまな目の疾患の予防につながります。朝食のシリアルにトッピングしたり、おやつとして取り入れるとよいそうです。

・新鮮な果物
ビタミン類、特にビタミンCは白内障・緑内障・加齢黄斑変性を含むほとんどの目の病気に対し、予防効果があることが研究により明らかになっています。Grierson教授は新鮮は果物と野菜の摂取量を増やすだけでも視力を守る効果があるだろうとしています。朝食に新鮮な果物でスムージーを作ったり、ブロッコリーや赤ピーマンなど各種の野菜を生でサラダで取り入れたり、ビタミンを失わないように軽く蒸して食べるとよいそうです。

1週間というスパンで見たときに、これらの食品の多くは摂取していることが多いものばかりです。昔の人はきっと特別視力にいいということを意識せずにこれらを毎日の献立に取り入れていたのかもしれません。

飽食の時代にあって、毎日の食生活が食べたいものへとシフトしつつある今、改めて食の世界から自分の体を守る必要があるのではないでしょうか。とりあえず、この中に嫌いなものがない自分は視力回復の希望をまだ持っていられそうです。

【参考】GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090412_sight_savers/


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