相手を待たせたときには謙虚さを
デートの約束や会議の予定などがあったとき、あなたは早く行って待っている方ですか。それともギリギリの時間に到着するほうでしょうか。自分はプライベートの時はどちらかというと後者で、早く到着した場合でも本屋や喫茶店などで時間をつぶし、ギリギリの時間に待ち合わせ場所にいっています。
自分がギリギリの時間に打合せ場所などに到着し、まだ時間内なんだけどすでに先に相手がいた場合、なんとなく申し訳ないと思ってしまうことがありませんか?
こんなとき自分が最後で申し訳ないという気持ちが強すぎると、「もっと早く来たかったんですが、実は・・・」と言い訳がましくなってしまいます。
逆に自分は時間内に来たのだから何の問題もないという自分を正当化する気持ちが強いと、「まだ時間じゃありませんよね。」という言葉を言ってしまいそうになります。
こうなると、その後の関係に多少なりとも支障を来してしまうことにもなり兼ねません。特に謝る必要はないこのような場面において、有効なのが「笑顔」です。笑顔を自然に出すことができる人は人間関係を円滑に構築することができるのです。
上記の場合、遅れてきたときに「お待たせしてしまいましたか?」と笑顔で謙虚さを演出することができれば、相手も「いえいえ、今来たばかりですよ」と和やかに受け入れることができ自然に心も通い合うことができます。
時と場合を考えた笑顔と相手の気持ちによりそった一言が組み合わさることによって、関係も新たなステージへと登っていくことができるのではないでしょうか。
【参考】日経Plus1 3月28日
仕事も人間関係も上手くいく 笑顔力 (2008/01/09) 諏訪 ゆう子 |
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