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保湿でかゆみを防げ

2009/03/30 Category: 日記

赤ちゃんの肌は、触っていて本当にすべすべしていて気持ちいいものです。ところが、お風呂上がりなどに、しばらくすると急速にカサカサしてきます。お風呂という水分たっぷりの所にいたにも関わらず、ものの数十分で乾燥してしまうのは肌表面のバリアになってくれていた皮脂がなくなってしまい、水分が抜けやすい状態になるからだといいます。

これによってかゆみも出てきたりしますよね。肌が乾燥すると表皮の細胞から生理活性物質が出て、かゆみを感じる神経が活発になるそうです。こんな時は薬で鎮めるよりも保湿することによって再発を防止した方がいいとのこと。それくらい保湿というのは大切なことなんです。

九州大学の古江増隆教授によると、乾燥して生理活性物質が出やすい肌は老化しやすく色素沈殿を起こしやすいといいます。そのために保湿は必要で、自分の体にあった保湿クリームを使うといいそうです。最近では様々な物質が配合されていますが、自分の肌が荒れやすいかどうがで使うものは変わってくるというので、自分の肌がどうなのかをきちんと理解する必要があります。以下に簡単に保湿クリームに含まれる成分と働きについて示します。

・脂質セラミド
角質の細胞の隙間で水分をつなぎとめる。花王の「キュレル」などに配合

・ワセリン
皮膚を保護して水分蒸発を防ぐ。粘着力が大きい

・尿素
皮膚の水分をつかまえて保持する。角質を柔らかくする。興和の「ケラチナミンコーワ20%
尿素配合クリーム」や資生堂の「尿素10%クリーム」などに配合

・コラーゲン
皮膚を保護する。水と結びついて保湿する

・スクワラン
肌を守る膜を形成する。スクワレンが原料

・ヒアルロン酸
皮膚や関節に含まれる成分で保水力に優れる

また一日のうちで使うタイミングですが、最もいいのは入浴後からだが湿っているときにぬるのが一番効果的。乾いているときには湿らせてから塗りましょう。

かゆみや肌荒れによる痛みは、本当につらいものです。乾燥しやすい時期はとくにそうですよね。そうなる前に男女、大人子供問わずお風呂上がりにクリームを塗るといいでしょう。もしかしたら子供のような肌になれるかもしれないので、自分も早速子供に塗っているクリームを塗ってみようと思います。

【参考】日経Plus1 3月28日


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