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電源コードはもう不要です

2009/02/17 Category: ニュース

電源コード
自分が今使っているパソコンも、見ているテレビも、温まっているコタツもすべて一つの延長コードから延びているわけですが、とにかく電源コードの束が本当に嫌になります。子供は電源タップでよく遊んでいるのですが、いつかコードを首に巻き付けてしまわないかと不安でもあります。この電源コードって本当に余計な気がしますよね。パソコンは無線LANが登場しているのに、他の電化製品も”無線”になってもそろそろいいのではないかとずっと思っていました。

そんな夢のような話が2015年に実用化されそうです。テレビやパソコン、ビデオなどのデジタル家電を電気や通信用コードなしで利用できるようにする技術の研究開発が東芝やNEC、NTTドコモ、KDDIなど15社が参加して始まるそうです。

電気コードを使わずに機器を作動させるようにする「無線給電」は電気コンセントに給電装置を差し込み、この装置から電波で家電に電気を送り込むという仕組みを想定していて、すでに電話の子機など一部の機器では実用化されている技術でもあります。しかし、給電できる範囲は1cm程度と超近距離な状況なので、これを今後1メートルから2メートルに伸ばすそうです。

海外では、上に置くだけで携帯などを充電してくれるマットがありますが、ある程度離れた場所に送り届けられる電気ができればすごく画期的なことで、ある意味究極のコードレス社会が登場するのです。人体への影響は携帯電話以上に懸念されますが、もしかしたら自分まで充電してくれて一石二鳥になるかもしれません。あと数年は待たないといけませんが、技術革新が速い速度で進行しているのですぐに実用化されることを期待したいと思います。

【参考】日本経済新聞 2月14日


電源コードをアリクイの舌に見立てたインテリアライトARIKUIアリクイ




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