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濁った水を再生し飲み水に

2009/01/11 Category: 環境問題

水質浄化剤

地球は水の惑星と呼ばれていて、水を豊富にかかえる豊かな星です。日本に目を向けてみても四方を海に囲まれ、河川や湖など水がない所の方が少ないくらいだと思います。ところが、世界中の水のうち人間が飲むことができる水はたったの0.01%ほどしかありません。ほとんどの水は、塩分を含んでいたり、泥水のようになっていたりして人間が飲むことができないのです。

発展途上国では、飲料水の確保が十分にできないことから紛争にまでなったりするところもあるほど困っていて、今でも多くの国で感染症にかかってしまうのを覚悟の上で不衛生な水を飲んでしまっているところもあります。

そんな国の一つであるバングラディッシュの水環境を変えようと一人の社長が立ち上がりました。それが、浄化剤メーカー、日本ポリグルの小田兼利会長です。これまでバングラディッシュでは、池の濁った水を汲み上げて遠くの街まで売り歩く人たちがいました。街の人たちは濁った水でも近くに水源や水道がないことから、運び屋から購入するしかなかったのです。それを見た小田会長は池のそばに浄化装置を取り付け、さらに浄化剤を水の運び屋を相手に売り始めました。運び屋の前で小田さんは自ら浄化剤の効果を実証します。これまで濁っていた水が、浄化剤を入れたところみるみる透明な水に変わっていくのを、運び屋は驚きのまなざしで見つめます。

これまで、運び屋は一斗缶3円程で街の人に売っていたのですが、小田さんから2円で浄化剤を購入し「綺麗な水」という付加価値をつけて7円程度で売ってはどうかと小田さんは提案します。早速運び屋はそれを実行し、街の人もそれで安心が買えるなら安いものだと喜んで水を購入したのでした。まさにWin-Winの関係がここに構築されたのです。

水の浄化施設は日本でも、そして海外でも各地で建設され実際に稼働しています。しかし、その建設費や電力源、メンテナンス性などの課題が特に海外では顕著になっています。そのため、小田会長のように浄化剤は、上記のようなハード面の問題もなく発展途上国でも容易に導入することができるアイテムといえると思います。さらに、浄化剤は日本でも災害対策用として大いに期待できそうです。

【参考】ガイアの夜明け 12月30日


ご家庭の循環風呂や、水槽の循環部にご使用下さい水質浄化剤BS21?500g:サンソウスイ




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