WBCに望むイチローの心構え
WBCをご存じでしょうか。ほんの数年前まできっとほとんどの人がボクシングの世界大会のことをイメージしていたことでしょう。そこから数年が経ち、今や逆にほとんどの人が知っている言葉となったワールドベースボールクラシック。野球の国別選手権です。
前回の第1回大会では、見事に日本が世界一になりました。そこで中心選手だったのがイチローです。先日、彼がこの大会に臨むにあたっての意気込みを語っていました、そこでの内容があまりにも衝撃的な内容でした。イチローは、この大会のことを本当に愛していて、選手全員で世界一の大会なんだと、そして世界中の子供達が「将来はWBCで優勝すること」を夢にできるような大会にしなければならないと言っています。
その上で、シーズンのことを考えて辞退することの愚かさを説いているのです。もしもWBCで優勝でケガをしてしまってシーズン中にプレーできなかったら、調整時期が早すぎてしまうことによってシーズンでいい成績をおさめることができなかったら・・・・・
そのようなことを考えている選手は、WBCに出てはいけないのです。この大会が世界一であるのなら、それを目標にしてそれ以降のことなど考えている余裕はないはずだし、全力で戦える選手と共にやりたいとイチローはいいます。
この姿勢に心からイチローのすごさを改めて感じます。世の中にはイチローが監督問題にまで言及する厚かましい人だと言う人もいますが、イチローほどWBCにかける想いをもっている選手はいないのではないでしょうか。だからこそ、中途半端な姿勢で臨んでいる人が許せないんですよね。
例えば、自分が一生懸命やっていることに対して、相手が適当に受け答えしたりやる気がないように見えた場合、自分ならどう思うでしょうか。絶対に許せないですよね。イチローは全く同じことを実践しているに過ぎません。その上で、後のことを悩んでも仕方ないのです。もしだめだったらと考えはじめたら何もチャレンジすることはできません。大切なのは自分が達成したいことを強く望むこと。そしてそれを全力で挑戦することによって、思いがけない道が開けてくるのです。
そんなポジティブ思考と、熱い想いこそ、イチローに学ぶべきものなんだと思います。
20006WBC奇跡の初優勝!初の大会を記念したイチロー選手の限定ZIPPO【フェスティバルライフ1218…
イチロー正規直筆サインWBC優勝日付入りジャージー
◆関連する記事◆
こんにちは。
前回のWBCを真剣に観ていた1人デス。
予選でかなりの劣勢になった時、
イチローがチームの1人1人を励まし、勇気付け、
自ら率先して練習に励み、落ち込んだチームメイトを
引っ張りあげてのあの結果だったと聞きました。
どちらかといえば、
クールで自己ちゅーな(笑)イメージがあったイチローですが、
彼の器の大きさに感動し、すっかりファンになってしまいました(^^ゞ。
ほぼ同時期(?)にあったサッカーのW杯で、
同じくチームの中心にいた(はずの)サッカーの中田ヒデと比べてしまったものです。
こちらは、同じように皆を鼓舞しようとしても、
反感を買うばかりでうまくまとめることができなかったよーで。
(性格もありますしね?)
今回のWBCも楽しみデスね。
記事も楽しみにしておりマス。(^^♪
p.s. ↓正直言って、伊右衛門にしか見えません(爆)。
コメント by こん | 2008/12/18 14:20