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火星に生き物はいるのかな?

2008/08/10 Category: ニュース

天野こずえさんのコミック「ARIA」では、数百年後に火星がテラフォーミングといって、人間が住める様な開発を行って、人々が移り住む時代を描いています。

火星は昔から生命体がいるのではと多くの人が様々な想像をしてきた天体でもあります。人々は、このような生命体がいるんじゃないかと考えてきたんじゃないでしょうか。

その他、金星にも生命体がいるとされている報告もあり、このような生命体がもしかしたらいるんじゃないかと考える人もいるかもしれません。

科学が発達した今、確実に生命体への足がかりが解明されようとしています。NASAは火星に水が存在することを確認したと発表しました。

火星探査機フェニックスは2007年8月に打ち上げられ、今年5月に氷が豊富にあると考えられている北極付近に着陸しました。

その後、ロボットアームを使って土壌を数センチ掘ると、凍土とみられる固い層にぶつかり、その試料を集めて機内の加熱器で中身を分析したところ、氷が水蒸気になったことが分かったそうです。

一方で、8月4日には「過塩素酸塩」という毒性の強い物質も見つかりました。これは強力な酸化剤で、地球上では火薬などに使われる程の劇薬です。

この物質の存在により、生命体の存在は難しいのではないかという人もいますが、NASAとしてはどちらとも言えないとしています。

地球上にも、この物質をエネルギー源として生存する生命体もあるとされています。生命体にとって、その場所で生きていくためにその地域に適合した形になっていくのが進化ですよね。

ということは、この毒性の高い物質をエネルギー源にするよう進化した生命体がいてもおかしくはないと思います。

存在しないという前提で考えるのはすごく楽なことですが、それではなんだかつまらないですよね。生命体がいるんじゃないかという希望を持っていたいものです。

【参考】CNN Japan
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200808050024.html

※絵の協力:奥さん


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