遭難したら
とあるフリーペーパーに載っていた短いおはなしがすごくよかったのでここで紹介したいと思います。
いろいろなことがあるものでね。
ワンダ氏は山道を登っていって、仲間とはぐれてしまったの。
不安になったワンダ氏はね、後ろを振り返り、
もと来たみちを引き返そうと思ったの。
でも、彼はふとある言葉を思い出したのね。
「迷ったら、上をめざせ」
それは、登山家の間にある教訓のことばなんだけどね。
谷へ下れば、迷い道は広がるばかり。
だけど、上へ登れば頂上はひとつ。
上へ向かって歩いていれば、きっと助かる。
ワンダ氏は迷わずその言葉に従ったの。
数時間後にはね、仲間と再会すのハグをすることができたんだって。
これ、人生という山登りにも、当てはまるかしら。
この迷ったら前進する方を選ぶという教訓は、人生にも当てはまるんですよね。悩んでばかりいないで、前に進むことによって新たな光や道ができてくるんですよね。そう信じていたいと思います。
【参考】メトロミニッツ No.66
道迷い遭難を防ぐ最新読図術―道迷いの心理とナヴィゲーション技術 (2001/01) 村越 真 |
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