100人のプール
メトロミニッツというフリーペーパに載っていたとある詩がよくできているので、書いてみたいと思います。
おはなしは、P・ナオタケさん。
いろいろなことがるものでね。
あるプールでね、100人の子供達が遊んでいたの。
プールサイドには、こう注意書きがあってね。
「プールのなかでオシッコしないでね」
これをみた子供達には3通りの反応をしたのね。
70人の子供たちは
「きれいなプールが好きだから」と注意書きの通り、
プールの中でオシッコしたくなったら、
ちゃんとトイレにいったの。
27人の子供は「少しくらいなら」と
プールの中で少しだけオシッコしちゃったの。
3人の子供は「一人くらいなら」とプールの中で、
思う存分オシッコしちゃったの。
プールの中のほとんどの子供たちが、
キレイに遊んでいたんだけどね、
プールの中で遊んでいたのは、
100人のオシッコ臭い子供達だったの。
これはね、ひとりひとりの心がまえについてのたとえ話なの。
地球のCO2排出量を減らす運動のね。
問題は最後に集中していますが、たった一人だけ自分だけならと思う人がいるだけで、すべての人の努力が水の泡になるという例えですね。そかも、壊すのはすごく簡単なこと。
みなさんはどう感じましたか?
【出展】メトロミニッツ No.62
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