職人の心意気から何を学ぶ?
今日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」は4人の職人の話。
その生き方から自分たちは何を学ぶことができるだろう。
■野村陽一 ?花火師?
・花火も人生も潔くあれ
・色々なもの作り職人がいるが花火は何も残らない。残るのはたった5秒の記憶だけ。だからといって手を抜かない。
・虜にならないと一流になれない。
・今まで満足した作品はただ一つ。目標はまた職人としてそれを作ること。
■挟土秀平 ?左官?
自然の土を使った芸術的な壁を作り上げる
・臆病な自分を逆に武器に強くなる。そこに慢心をなくすことができる。
・自分に嘘をつかない。妥協を決してしない。
■菊池恭二 ?宮大工?
・感性を突き詰めていくと、正確になる
・自分の一個を求め続ける
■北山安夫 ?庭師?
建仁寺の庭園などを造った、日本屈指の庭師
・己を主張するものは必ず使わない。調和が大切なので目立ってはいけない。
・百人百色でいい
・自分が一つの文化を創造したい。決して完成した分野ではない。
・批判されないものは作らない方がよい
共通しているのは、決して妥協しないこと。
自分が作り出したものは多くの人の目に触れ、感じさせるものだ。そこに妥協があるものは決して長生きすることはなく、常にそれを向上させようとする気持ちを持たなければならない。
仕事が専門的になればなるほど、その想いを忘れてはならないと思う。
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