関東で煙霧発生 煙霧って?
25度を超えて半袖でも十分な暑さになった3月10日の関東地方で、大気が煙のようにかすんでしまい遠くを見ることができない状況になりました。
周囲の人々は、中国大陸からやって来た黄砂、PM2.5、花粉のいずれかを疑い、いずれも結論としては「外に出ない方がいい」ということに。確かにどれも今の季節発生する可能性が大いにあり、そうだと言われると疑う余地もありません。
ところが、NHKのニュースによると、これは煙霧によるものだという説明がありました。煙霧という言葉はなかなか馴染みがないのですが、気象庁によると「関東地方の土ぼこりによるもので、首都圏では中国大陸からの黄砂は観測されていない」とのこと。これによって、ますます煙霧という言葉がわからなくなります。
そこで煙霧について調べてみることに。煙霧とは目に見えないほどの小さな固体が空気中に浮いて視界が悪くなった状態というのが定義で、液体によって視界が悪くなる霧やもやと明確に区分されています。
煙霧の原因となる固体は様々なものがあり、黄砂や工場排気も煙霧の原因とされています。工場排気による煙霧は、光化学スモッグと呼ばれています。
このように一定の大きさの固体が原因であることはわかったのですが、大切なのはここから。その原因物質がなんなのかということになります。今回は地面が乾いていてそこに落ちていた地理やほこりが強い風によって舞い上げられて、煙霧になったとのこと。
イメージとしては小学校の運動場で強い風が吹いて煙った状態になるのと似ているのかもしれません。
いずれにせよ、こんな日には長く外に出ていないで念入りにお風呂で洗ったほうがよさそうです。
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