猛毒キノコ「カエンタケ」増殖中
今まで山の奥地に隠れほとんど見ることのなかった恐ろしい毒キノコが、今里山の近くまでやってきているそうです。その恐ろしいキノコは「カエンタケ」で、見た目は火の炎のように赤くゆらゆらとした雰囲気を持っています。
このキノコの恐ろしいのは2つあり、まず食べるだけでなく触ってその手で目をこするだけで炎症が起きてしまうくらいの強毒であることが挙げられます。専門家によると触ってはいけない唯一のキノコとまでいわれています。もう一つの恐ろしい点は食用キノコである「ベニナギナタタケ」と見た目が非常に似ていること。これによって誤って食べてしまった群馬県の男性が死亡する例まであがっているのです。
近年その生息域が広がっている原因について未だに解明されていないのですが、毒キノコの生体に詳しい滋賀大学の横山和正名誉教授によると、カエンタケは枯れた木の近くに生えることが多く、枯れたまま放置されている木々の増加によって増えたのではないかと推測しています。
原因が分からない以上、自分たちにできることは専門家の付き添いなしでキノコを勝手にとって食べることをしないように十分注意するしかないと思います。フランスのプロヴァンス地方では、収穫したキノコを街の薬局に持って行くと毒キノコかそうでないかを判別してくれるサービスもあるそうです。日本ではこのようなサービスをしているところはほとんどありませんが、野山が多い日本でこそ需要はあるのではないでしょうか。
【参考】
・世界ふしぎ発見! 2009年9月12日放送
・日本経済新聞 2009年9月18日
今まで山の奥地に隠れほとんど見ることのなかった恐ろしい毒キノコが、今里山の近くまでやってきているそうです。その恐ろしいキノコは「カエンタケ」で、見た目は火の炎のように赤くゆらゆらとした雰囲気を持っています。
このキノコの恐ろしいのは2つあり、まず食べるだけでなく触ってその手で目をこするだけで炎症が起きてしまうくらいの強毒であることが挙げられます。専門家によると触ってはいけない唯一のキノコとまでいわれています。もう一つの恐ろしい点は食用キノコである「ベニナギナタタケ」と見た目が非常に似ていること。これによって誤って食べてしまった群馬県の男性が死亡する例まであがっているのです。
近年その生息域が広がっている原因について未だに解明されていないのですが、毒キノコの生体に詳しい滋賀大学の横山和正名誉教授によると、カエンタケは枯れた木の近くに生えることが多く、枯れたまま放置されている木々の増加によって増えたのではないかと推測しています。
原因が分からない以上、自分たちにできることは専門家の付き添いなしでキノコを勝手にとって食べることをしないように十分注意するしかないと思います。フランスのプロヴァンス地方では、収穫したキノコを街の薬局に持って行くと毒キノコかそうでないかを判別してくれるサービスもあるそうです。日本ではこのようなサービスをしているところはほとんどありませんが、野山が多い日本でこそ需要はあるのではないでしょうか。
【参考】
・世界ふしぎ発見! 2009年9月12日放送
・日本経済新聞 2009年9月18日
持ち歩き図鑑 おいしいきのこ 毒きのこ (主婦の友ポケットBOOKS) (2011/09/16) 吹春 俊光、吹春 公子 他 |
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