1分だけの努力で部屋をキレイに
部屋というものは気を抜いてしまうとすぐに汚くすることができます。自分は昔から部屋を掃除することが苦手で、ものが散らかった上を歩くことも多く、ある時これ以上は無理だと思ってからはじめて掃除に取りかかります。掃除を始めると結構楽しくてマンガや雑誌などを読んでしまいながらも、徹底的に掃除をすることになります。掃除というのは「やるぞ!」と思うまでがかなりハードルが高く大変なのかもしれません。
そうならないためにも、はじめから部屋を散らかさないようにすればいいのではないかというもっともなご意見もあるかと思いますが、長らく具体的にどのようなことを意識しておけばいいのかわかりませんでした。それをMOREの中でインテリアプロダクトデザイナーの川上ユキさんにご意見が非常に参考になったので、4つのポイントを紹介したいと思います。
◆出かける前の1分
「時間がない時はとりあえず乱れかごを活用」
脱いだものを放置すると、そこから部屋全体が散らかり始めます。こんな時にとりあえず一ヶ所にまとめるための「乱れかご」を用意します。この中に収めておけば部屋のキレイをキープできます。
◆帰宅した時の1分
「座るよりも前にまず不要なDMをポイ」
郵便ポストの中身を持ち込んで、とりあえずそのまま放置になりがちなダイレクトメール。これがそのまま放置されることによって散らかっていくことになります。玄関にゴミ箱を用意しておき、部屋に入るなりゴミ箱に捨ててしまうといいでしょう。
◆帰宅した時の1分
「ソファを物置にしない」
帰宅した時にカバンやコートをソファに置くのはいけません。ソファが「物置き」になると、気が緩んで何でもそこに置いてしまうことになるので、カバンはクローゼットに移動したり、スツールなど専用置き場へおきましょう。
◆テレビを観ながらの1分
「ゴミ箱はテーブル近くに。小さなゴミもその場で捨てられる」
テレビを観ながらお菓子を食べるのもいいですが、その袋がそのまま放置されてしまいます。ゴミ箱をテーブルの近くに置いておきましょう。これによって、こまめにゴミを捨てる習慣ができてきます。
この記事を読んで感じたのは、面倒くさいといってポンと放っておくことが重なり合って、大きなゴミの山に発展していってしまう恐ろしさでした。一度散らかると、それが当たり前の状況になってしまいます。なので、はじめの一つからこまめに捨てたり整理することによって、後で楽になり精神的にも余裕が生まれるのだと思います。最近掃除をすると運気などが高まるといった書籍が多くありますが、精神的に余裕を持った人が結果的に色々見えるようになってくることの表れなのではないでしょうか。
【参考】MORE10月特大号
成功を加速する「そうじ力」 (2006/04/26) 舛田 光洋 |
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