味覚の錯覚
中でもウナギについては、国産と偽って中国から輸入したものを使用していたという問題が明らかになってからウナギを買うにちょっと躊躇してしまう人も多いんじゃないでしょうか。
スーパーにてウナギの蒲焼きが売られていたんですが、そこにははっきりと「中国産ウナギ」と書かれ、さらに、売り上げがあんまり良くないのか必死に買ってもらおうと、ビデオまで流して中国産ウナギがいかに美味しいかを訴えています。
中国産ウナギは1匹400円前後で売られていて、国産ウナギの半額で購入することができます。この価格差でも、やはり購入するには至らないらしく山積みになっていました。
でも、奥さんと自分は美味しければいいやと話し、中国産のウナギを購入しひつまぶしにして食べてみました。ふっくらとした身で本当に美味しく頂くことができました。
ここから思ったのですが、正しく食品の産地などを表示し、消費者へ嘘をつかなければ、消費者は、値段や味などを総合的に見てコストメリットがあるものを購入するんじゃないでしょうか。
ここまで安い中国産ウナギにもかかわらず、購入するのを躊躇する人は美味しくないからではなく、イメージ的に良くないからという理由で購入しない人がほとんどなんじゃないでしょうか。
こういうのは本当にもったいないと思います。こうならないためにも、食品業界は、消費者への誠意ある提供をしなければならないと改めて強く求めたいと思います。
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