あしたまにあーな

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篤姫 第9回「篤姫誕生」

2008年3月 02日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 7 Comments →

於一の元に幾島がやってきて、英才教育が始まります。

松坂慶子が驚くくらいはまり役でびっくりします。初めから於一と幾島はうまくいかないんですよね。これまでの菊本のように怒られることが多くても、一緒に笑って、泣いて、悩みもしない、そしてなにより一緒にいる時間が少なすぎる幾島とは、どうしても菊本と比較してしまいうまくいかないですね。

でも、幾島とは先生と割り切ってがんばるしかないことがようやく分かってきたのかもしれません。そんな矢先に斉彬から「篤子」と名付けられ、ここに篤姫が誕生します。

こうなるといままで「於一」に親しみのあった、今和泉家の両親、尚五郎などは、どんどん遠くに行ってしまった様な気分になるでしょうね。

いつの時代も子供が生まれたら、庭に木を植えて一緒に育っていくのを楽しみにするもんなんですね。忠剛が悲しそうに「あの時の於一は自分たちだけのものだ」という言葉に思わずぐっと来てしまいます。

さらに、将来は江戸の将軍を次ぐであろう家祥の御台所になる計画を斉彬は幾島に密かに伝えます。これで、さらに遠い存在になっていくんでしょうね。なんか忠剛たちは、ただただ思い出のなかに生きる「於一」を想い続けるんでしょう。若い尚五郎、大久保、西郷はこの先、違った形で篤姫に関わることになるなんて、今誰も想像することができないでしょう。それを今知って見ることができるのが歴史の面白いところです。

家祥の能なしぶりを堺雅人さんはうまく演じていますね。こういう役ってすごく難しいし、いいイメージになりにくいと思うんですが、うまく「この人はやばいぞ!」というイメージを自分たちに伝えてくれています。

今回篤姫が誕生し、次回は江戸の御台所になることを篤姫が知るという早い展開に移行します。

もう3月ですもんね。そろそろ薩摩を発つ日も早いかもしれません。

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篤姫 第8回「お姫様教育」

2008年2月 24日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 11 Comments →

鶴丸城へ上がった於一ですが、大奥のしきたりや上下関係になかなか慣れることができません。

自分は、於一が大奥の上下関係のどこに位置するのか謎だったんですが、やっぱり藩主の娘ということはトップなんですよね。言われてみれば当たり前でした(汗)

でも、相手は既に自分たちのワールドを持っているところへひとりで入っていくのっていつの時代も大変ですよね。例えば、中高一貫教育の学校に高校から転入する場合とか、2年生から大学のサークルに入るとか。

於一もそういう面では、仕方ないのかなと思います。しかも、自分は一番上にいきなり立ってしまったわけですから周りの視線とかも厳しいでしょうね。

それでも、今回3回目となる菊本の「女の道は一本道」発言により息を吹き返し、自分が娘であることを自覚し、老女の広川たちに、なんか文句あるか!くらいの勢いで変わっていきます。この於一は今までの自由な感じのする於一とはまた違った、気持ちを許すことのない厳しい於一になったんだなと感じると共に、もうあの頃の尚五郎や西郷、大久保たちと騒いでいた頃とは違うんだなと感じます。

そして今後の於一の人生を変えるといわれている、幾島が登場します。松坂慶子がいい感じで登場しましたね。しかもバックに雷を鳴らすとはにくい演出をします、NHKさん。

次回からの幾島とのやりとりに注目しましょう。

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