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ニラをスイセンと見間違えないために

2012年5月 20日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

食べられると思って食べてみると、不味いだけでなく食中毒まで起こしてしまうのがスイセンの葉であり、春になるとこの見間違いによって誤って食べてしまうケースが激増するといいます。

こういったニュースを見てまず始めに思うのが、なぜ見間違えるのだろうということなのですが、調べてみるとその疑問が消えるだけでなく、スイセンの葉の恐ろしさを感じます。

そこで今回は、スイセンの葉のことを知り、誤って食べることのないよう見分ける方法について見てみたいと思います。

スイセンは綺麗な花が咲きますが、その花が咲くのは9月頃。ということは、花が咲く前の春から夏頃にかけては、花を頼りに見分けてはいけないことになります。ということは、残るは、葉やニオイ、そして根っこや見た目といったところが見分けるポイントになっていきます。

以下にその見分け方を示します。

◆ ニオイ
ニラの葉には特有の臭いがあり、スイセンの葉には臭いはありません。臭いは見分けるための十分な方法といえます。

◆ 葉の形
ニラは切ったときに唇のような両端をつぶした円のような形ですが、スイセンはVの字になっています。

また、スイセンはニラに比べ、葉の幅が広い、草丈が高い、葉が厚いといった特徴がありますが、これらは一緒に並べた際に際立つものであり、単独で生えていた場合に見分けるのは難しいでしょう。

◆ 根
スイセンは球根が存在しますが、ニラは髭のような根っこです。どちらか分からなければ、引っこ抜いてみると一目瞭然です。

スイセンには、リコリンなどのアルカロイドという有毒成分が含まれており、摂取すると強烈な吐き気を催し食中毒のような状況に陥ります。通常誤食したことによって死に至るまでの量にはならないとされていますが、それでも十分な注意が必要であることはいうまでもありません。

一番大切なのは、庭などにスイセンとニラを一緒に植えないこと。自分が分かっていても家族の誰かがそれを摘み取って食べるかも分からない状況のなかで、育てることは危険以外の何者でもありません。花壇であれば、そういう用途のみで栽培することを徹底し、不要な心配を排除することが一番の解決策といえると思います。

【参考】
・茨城県水戸保健所 http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/hoken/mitohc/02topics/nira.html

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(2012/04/17)
佐竹 元吉

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食中毒菌の名前の決まり方

2011年8月 10日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

つい先日までお腹を下した後、翌日から微熱が数日続きました。これはきっとランチで食べた刺身定食に違いないと思いつつも、寝ていればなんとかなるだろうと安易に見ていたらその後4日も微熱が続くことになります。

サイト上で色々調べてみると軽い食中毒か夏風邪のどちらかが疑われたのですが、この季節の食中毒は命の危険もあることから恐ろしい病気の一つとなってしまいました。食中毒菌として最もよく聞くのが、病原性大腸菌ですが、自分たちがよく聞くのがO157、そして焼き肉屋のユッケから検出されたO111、ドイツで猛威をふるったO104などがあります。

しかしよく考えてみると、この名前の付き方について把握しているという人は少ないのではないでしょうか。知っているから病原性大腸菌にならないというわけではありませんが、名付けの意味を把握することによって意識して防止しようという気持ちになることができれば、覚えておいて損はないと思います。

まず、はじめの「O」ですが、この「O」は、「雲りが生じない」という意味のドイツ語(ohne Hauchbildung)の頭文字からとったものだといいます。普通の大腸菌は培養したときに一面に広がっていってしまい、この状況がガラスに息を吹きかけたように曇って見えるのですが、新しく発見された病原性大腸菌は培養しても曇ってみないことから、そう名付けられたそうです。

次に数字ですが、これは単純に発見された順番に並んでいるだけであり、O157は157番目に発見されたものと理解することができます。現在180以上の数字まで発見されているそうです。いずれこれらのどれかで新しい大腸菌が話題にならないことを祈るばかりです。

そんな食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」に集約することができると厚生労働省で示されています。その三原則にたった食中毒予防のポイントは以下の6つ。暑い時期が続くので今一度確認してみてはいかがでしょうか。

(1)新鮮な食品を買う
(2)かならず冷蔵庫・冷凍庫で保存
(3)食品だけでなく手や台所用品はいつもきれいに
(4)調理の際は充分に加熱
(5)できた料理はできたての状態で食べる
(6)残った食品の保存にも注意

【参考】exciteニュース http://www.excite.co.jp/News/bit/E1311766546109.html

家庭でできる食中毒予防のポイント

2011年5月 12日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

最近、食中毒に関する事件が世間をにぎわしていて、改めて食中毒の危険性を感じている人も多いのではないでしょうか。食中毒を起こす要因の1つである大腸菌は、人間の目で見ることがなかなかできないので、危険な食材なのかどうかは完全に提供者側に依存せざるを得ないというのが実態です。そう考えると生の食材をそのまま食べることに対して恐怖感を抱いてしまいがちに。

日本には刺し身や卵がけご飯など魚や肉を生のまま食べるという習慣があることから、こういった不安な状況のまま放置するわけにも行きません。そこで、厚生労働省が提示している「家庭でできる食中毒 予防の6つのポイント」をもとに自分たちが家庭で食中毒をどのように防いでいったらいいのかについて見ていきたいと思います。

<食中毒の原因となることが多い要素>

魚介類の生食による食中毒の原因は「腸炎ビブリオ」という海水にいる細菌が多いのですが、最近は衛生管理がしっかりとしているので数が減ってきているといいます。それでも常温のまま放置しておくと菌が増殖するので保管には注意が必要です。

生卵の食中毒は「サルモネラ」によるものなのですが、この菌も大量に摂取しないと発症しません。賞味期限内のものでも、ひび割れていたり、室温で放置したものは菌が増殖している可能性があるので、食べる場合は加熱した方がいいでしょう。

スモークサーモンや魚卵、ナチュラルチーズなどは「リステリア菌」に汚染されている可能性があります。リステリア菌による食中毒は妊婦が発症すると流産や早産になる危険があるので、妊娠中はこれらの食品は避けた方が無難です。

<家庭でできる食中毒 予防の6つのポイント>

◆生鮮食品は新鮮な物を購入する。

◆購入時は消費期限表示を確認する。

◆肉汁や魚などの水分が他の食材につかないようポリ袋にそれぞれ分けて持ち帰る。

◆冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は?15度以下にする。

◆肉、魚、卵を調理するときは取り扱う前後に必ずせっけんで手指を洗う。カット野菜もよく洗う。

◆残った食品は浅い容器に小分けして保存する。また温め直すときも十分に加熱する。

このように、家庭でもスーパーなどで購入してきた生ものに対して最低限の管理をしておけば、問題なく食べることができるのです。こういった対策を十分とっていないと感じた食材については、入念に火を通すかもしくは食べるのを諦めるというのも手だと思います。

腹痛などで症状が済めばいいのですが、最近の事件では食中毒で犠牲になられた方も数多くいることから、安心して生の食材を食べるためには、上記の6つは最低限必要な対策なのです。で家で食べる時は自分で気をつけることができる一方で、外食の際は気をつける限界があります。利用者からは分からない部分なので、提供する側にも、今一度衛生管理を徹底し問題ないことを消費者に知らせる方法を考えてほしいと思います。

【参考】MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110512/trd11051214150012-n3.htm

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