あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



早食いは本当に太りやすかった

2012年2月 26日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

ご飯を早く食べることは何となく体に良くないことだと誰もが思っていること。しかし現実には限られた時間の中でなるべく早く食事をとって自分のやりたいことをする時間をとりたいと思うことはよくあることでしょう。自分も1時間と限られた昼食の時、子供が泣いているので早く食べてお風呂に入れてあげないと行けないと思うときなど、早飯になってしまうシチュエーションは限りなくあります。

そんな早食いによって太るということを示したのが、順天堂大学大学院医学研究科の白澤卓二先生です。白澤先生によると、食事をはやく食べると満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまい、結果としてカロリーオーバーになってしまうというのです。このことを具体的にBMIを使って調査しています。

食べる速さと肥満傾向を示す指数「BMI」の計測結果によると、かなり速く食べる男性のBMIが1.47ポイント高く、逆にかなり遅く食べる男性はBMIが0.99ポイント低かったといいます。

さらに、国立長寿医療研究センターの大塚礼さんによると、早食いの人はたくさん食べて太る傾向だが、同じエネルギーを摂取した場合でも太りやすい傾向を示していると指摘しています。つまり、普段から早食いの人は、普通の量を食べても太りやすくなってしまい、逆にゆっくり食べる人は、太りづらい体質になるということ。

この話から推測すると、時間がないのであればゆっくりのペースで適量を食べることが求められることになります。これで後でお腹がすいてまた食べるということになったとしたら、全体としてカロリーの過剰摂取担ってしまうことが懸念されます。

その前にベストなのは時間に余裕がある状況をしっかりと作って、その上でおいしくゆっくりと食べること、それにつきるのかもしれません。しっかりとタイムマネジメントをすることによって、健康も守ることにつながるのです。

【参考】NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20120226_89776.html

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ビール腹はビールのせいじゃない

2011年10月 17日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

毎年、人間ドックを受け続けている自分が最も気にするのが体重であったり、BMIであったりする、いわゆる肥満と呼ばれているたぐいのものだったりします。幸いに結果の上では大丈夫なのですが、いつなってもおかしくない年齢なだけに気を緩めてはいけないと検査結果が出るたびに気を引き締めています。

男性の肥満体型として典型的なのが、お腹がぽっこりと出てしまう「ビール腹」ではないでしょうか。その名の通り昔からビールを飲み過ぎるとこのようなお腹になると考えられてきました。ビール会社の商品を見ても、糖質やプリン体をカットした商品がいくつも登場していることも裏付けなのだと思っていました。

しかし、滋賀医科大の上島弘嗣・特任教授たちの調査結果によると、ビールをよく飲む中高年の男性と、そうでない人を比べても、腹囲に差はみられなかったことから、「ビール腹」はビールを飲む量とは関係ないことがわかったといいます。

であれば、ビール以外のアルコールが影響を及ぼしているのかといえばそうでもなく、研究グループによると
食べ過ぎと運動不足が「ビール腹」の原因だと説明しています。確かに、年をとるにつれていいものを食べるようになり、運動をあまりしないようになっていきます。カロリーをものすごく摂取するのに、それを外に出さないのであれば、肥満体型になるのも当たり前だといえるでしょう。

これからは、自分の肥満をビールのせいにすることができそうもないので、あきらめてカロリーを控えて運動をするしか、道はなさそうです。

【参考】読売新聞 2011年10月13日

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人間ドック受診者の9割が異常あり

2010年8月 21日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

これを聞いてしまうと、すごく恐ろしい気持ちになってしまいます。人間ドックは自分の体の中で悪い部分を見つけ出すためにやっているので、むしろ早期に発見された方がいいのですが、いざ見つかってしまうとそれはそれでかなりがっかり来てしまいます。

日本人間ドック学会調べによると、昨年1年間に人間ドックを受診して生活習慣病と関連の深い検査項目で何らかの異常が見つかった人の割合は、実に90.5%にものぼったといいます。

ここで言っている「生活習慣病と関連の深い項目」6項目の中異常と判断された割合が高い順に見ていきます。
1. 高コレステロール 26.5%
2. 肥満 26.3%
3. 肝機能異常 25.8%
4. 耐糖能異常 18.5%
5. 高血圧 18.3%
6. 高中性脂肪 14.0%

「異常」であると判断する基準が高くなったことも、この値を大きくしている要因の1つではあるそうなのですが、ここまで高いのは日本人の通常の生活がすでに生活習慣を引き起こしやすい状況を作り出していると考えるべきでしょう。

スーパーなどでも生活習慣病と闘うというコーナーで特定保健用食品(特保)の売り場が、どんどんその面積を大きくしているのもこういった人間ドックをきっかけにして、注意する人が増えているからなのだと思います。

日本人間ドック学会の見方としては、近年の経済不況によってリストラや出向なども増えていて、ストレスを含めて生活習慣を悪化させてしまっているのではないかと話しています。

自分も来月には人間ドックを控えています。幸いなことにまだ異常と判断されたことはないのですが、歳と共に体は衰えていくものであり運動もままならない現状を見ると、いつ生活習慣病を宣告されてもおかしくありません。とりあえず、1駅分ウォーキングと間食の撲滅を1ヶ月だけでもがんばってみようと思います。

【参考】日本経済新聞 2010/08/20

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