あしたまにあーな

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お札とお守りの管理方法

2011年12月 09日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

年末を迎えて、今年一年お世話になったものの整理をしている中で、扱いに困るのがお守りやお札ではないでしょうか。神社やお寺で手に入れたお守りやお札をどのように一年間保管し、それをどのようにお返ししたらいいのか、分かっているようでなかなかよく理解できていないもの。そこで今回はお守りやお札の保管方法と返却方法について学んでみたいと思います。

◆お守りやお札の保管方法

・お守り
神社の宮司さんのお話によると、お守りはその名の通り自分を守ってくれるものなので体に付けておくのが基本なので、引き出しに入れておくのではなく携帯、もしくは鞄の中に入れておくといいといいます。

・お札
神棚があるといいのですが、家の中にないことの方が多いと思います。そのときは南向きか東向きの壁、もしくは柱などの高い場所に保管します。ここに半紙や奉書紙をあて、その上に御札をのりで張ります。壁に飾るところがない場合、タンスの上を綺麗に片づけ御札を置くのもOK。宮司さんによるとあまり難しく考えずに最終的に乱雑に取り扱わなければ大丈夫だそうです。

◆お守りやお札の返却方法

御札やお守りには1年たったら神社やお寺にお返しします。1年には理由があって、神様は清浄を好むので1年ごとに新しい御札に取り替えた方がいいとされているのですが、ついつい忘れがちになってしまいます。

お返しするのはもちろん元のところが一番ですが、無理なら近くの神社やお寺でも問題ないといいます。ただしお寺のお守りはお寺へ、神社の御札は神社へ、が基本なので、気をつけましょう。さらに元の場所と違う神社仏閣へ返すときは初穂料として100円程度はおさめたほうがいいとされています。

ただし、御札やお守り自体に旅の思い出や大切な人からプレゼントされたりといった、思いが詰まっている場合にはお返ししたくないものです。宮司さんによると、そういった場合には無理にお返しする必要はないとのことなので、それで心を痛めないで済みそうです。

大切なのは、御札やお守りの存在自体を忘れてしまい、ぞんざいに扱ってしまうこと。手に入れたときには色々な思いを込めていたにも関わらず、1年経つとそのことすらも忘れてしまい、タンスの奥底に眠らせておくのでは神様も喜ばないでしょう。そういった思いも1年の終わりにきれいにして、新たな気持ちで新年を迎えたいものです。

【参考】excite ニュース http://www.excite.co.jp/News/bit/E1322700582746.html

バンカーの砂までもお守りになる

2011年1月 25日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

受験生にとっては、まさに正念場ともいえる季節を迎えました。自分も受験生の頃は毛布にくるまりラジオを聞きながら最後の追い込みをしていたのを思い出します。受験生とは不思議なもので、身の回りのものに対して縁起を担いでしまうものなのかもしれません。自分は、ラジオ短波という普通の人はあまり聴かないようなラジオでやっていた福岡県にある太宰府天満宮の合格はがきが欲しくて応募してGETしていました。ただのはがきなのですが、不思議と気持ちが落ち着いたような気がします。

そんなお守りですが、とうとうゴルフ場のバンカーの砂までもがお守りの対象として売られるに至ったといいます。売り出したのは相模鉄道グループで関連のゴルフ場である甲府国際カントリークラブの16番ホール(165yard、Par3)のグリーン手前のガードバンカーで、このバンカーには「嫌でも避けても入ってしまう」ということから、受験生の縁起担ぎにはもってこいということで売り出されたというのが真相のようです。

小瓶の中に詰められた砂はストラップまで付いて390円。まさにサクラサクといったところでしょうか。購入することができるのは、相鉄線の横浜駅と海老名駅、そして甲府国際カントリークラブの3箇所で数百個しか売り出されないようなので、早めにGETして精神的な安定を求めるのがいいと思います。もしくは横浜ベイシェラトンホテル&タワーズでの受験生宿泊プランでもプレゼントがあるようです。

同様に、岡山電気軌道でもスリップ防止のためにレールにまく砂を詰めた小瓶を「滑り止め防止」にあやかって受験生に売り出しているといいます。

今、コンビニやスーパーでは合格祈願グッズで売り場が埋め尽くされていますが、そんな光景も季節の風物詩となりつつあります。そんなに御利益があるわけではないと思いつつも、願掛けに乗っかってみるのもいいと思います。グッズの力を借りて、「ここまでやったんだから絶対大丈夫だ」と思えたとき、プラスのプラシーボ効果が働き、良い結果をもたらしてくれるのです。

【参考】日本経済新聞 2011/01/25