「ショコラ」で舞台になった店「五線紙」
川崎・登戸に、窪之内英策の漫画「ショコラ」で舞台となったケーキ屋の建物のモデルとなったイタリアンレストランがあります。そのお店の名前は「五線紙」
窪之内英策といえば、ツルモク独身寮がすごく好きでよく読んでいました。
今日は奥さんと子供の3人で、以前から気になっていたこの五線紙へランチに行くことにしました。ベビーカーの上で子供が寝るのを待ちつつ散歩していたのですが、なかなか寝なかったのでそのままお店へ行くことにします。
お店は少し奥まったところにあるので、あらかじめ知っていないと見付けられないかもしれません。しかし、建物自体はすごく特徴的でマンション全体の外壁に音符が書かれていて、煉瓦がところどころ埋め込まれた素敵な建物の1階にレストランがあります。
早速入ってみると、なかはジャズが流れていて、内装は木目調のレトロな感じになっています。壁に掲げられた木材にも音符が彫り込まれていていかに音楽(というかジャズ)が好きかが分ります。CDもものすごい量が並んでいます。
ランチタイムだったので、スパゲティセットを注文することにします。自分は、合鴨と長ねぎのスパゲッティ、奥さんはズッキーニとなすのスパゲッティを注文します。麺の細さや量も注文することができるのが、他ではないサービスだと感じます。
その間に、再度お店の中を見てみると窪之内英策のサインが掲げられていて、本当にここがモデルになったんだなと感じます。その他、ドラマでも使用されたそうでかなり有名な所のようです。
出てきた、合鴨と長ねぎのスパゲッティは200グラムと量もかなり多く、十分に満足できます。味の方はかすかにぴりっとしているのですが、全体的にあっさりしていてダシもよく効いています。合鴨はかみしめるほど味がどんどん広がっていって、その味が長ねぎとすごく合っているのです。
奥さんの方のズッキーニとなすのスパゲッティは、ソースをトマトとしょう油から選べて、トマトを選んだのですが、こちらもぴりっとしていて刺激的ですが、食べているうちに気にならなくなり、トマトの風味がよく出ています。
これで950円というのですからお得な気分になれます。
このお店は、味ももちろんのこと、特にジャズが好きな人、落ち着いた雰囲気を楽しみたい人には、より楽しめると思います。
子供が途中から寝るどころか元気になってしまったので、あまりゆっくりすることができませんでしたが、今度は子供が熟睡しているときにまた行きたいと思います。