あしたまにあーな

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花燃ゆ 第7回「放たれる寅」

2015年2月 15日 By: rainbow Category: 2015年_花燃ゆ No Comments →

前回から寅次郎の野山獄ショーが始まったのですが、それも今回で終了となってしまいます。野山獄の人々は富永たちがいて非常に個性的で見ていて楽しかったのですが、やはり牢獄から世の中を語ってもなかなか聞き届けられないのでしょう。結果的には妥当な判断と言えると思います。今後どこかでこのメンバーが登場してくれるといいなと思います。

その寅次郎を獄から出すために動き回ってくれたのが旧友である伊之助でした。その伊之助の動きに釘を刺していたはずの椋梨藤太が最後はそれを受け入れることになります。内藤剛志さんの演技がもの凄くはまっていて、伊之助たちにとっては良いことをしてくれているように見えて、しっかりと自分の手の平で操っている様子を表情やちょっとした仕草から醸し出しています。出獄してもしっかりと寅次郎を見張るように言われた伊之助の目は、椋梨と同じ目をしていたところも見逃せません。

今回も、文の存在感はあまり大きくなかったのですが、前半戦は吉田松陰を題材としたドラマであると考えた方がやはり良いのかもしれません。途中のシーンで21回という言葉が出てきたのですが、自分のなかでは寅次郎は21回まで登場するのではないかと考えています。

次回は久坂玄瑞が再度登場し、寅次郎と交わることになりそうなので楽しみにしたいと思います。

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花燃ゆ 第6回「女囚の秘密」

2015年2月 08日 By: rainbow Category: 2015年_花燃ゆ No Comments →

今回の話の中心は野山獄のなかでのユーモアセンス溢れる面々となりました。話の発端は唯一の女囚である高須久子が文に対して実家への手紙を託すことから始まります。断られても何度でもお願いしますという無茶苦茶なお願いにあまり深く考えることもなく快諾する文ですが、結果的に久子の娘である糸の怒りを買ってしまい、怒鳴り込んでくるという始末。

前回の金子の母親に対してもそうですが、人の気持ちに踏み込んでいくことは上手くいくこともある反面、傷つけてしまう危険性もはらんでいる行動であり、文は前回も今回も結果的にはうまくいきましたが、見ている方としては複雑な心境になってしまいます。

とはいえ、文が富永有隣に与えた筆がきっかけとなり、囚人が徐々に前向きになって行きます。文による活躍というよりも、寅次郎の持っていたカリスマ性が再び光り出したという状況で、そうさせたのが高須久子であったという感じでしょうか。

早くも松下村塾が開校した雰囲気の野山獄ですが、次回以降文がどのように存在感を出していけるのかを注目していきたいと思います。おそらく視聴率という面ではあまり期待できず、過去最低を更新し続けるとは思いますが、これに影響をうけ、当初想定していたものとは違った変な方向に行かないことを祈るばかりです。

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花燃ゆ 第5回「志の果て」

2015年2月 01日 By: rainbow Category: 2015年_花燃ゆ No Comments →

前回、文が宣言した兄を守るという言葉が実際に今回からどのように動き出すのか気になっていたのですが、今回は目立った動きがないばかりか、逆に寅次郎を野山獄で追いつめていました。野山獄と岩倉獄とではまったく環境が異なり、文字通り牢獄そのものなのが岩倉獄で、この中に入れられた金子重輔はやがて病にかかってしまい、寅次郎を思いながら亡くなってしまいます。

一方で、野山獄はそこまで劣悪な環境ではなく、自由に言動をすることができるという点では恵まれた環境といえるでしょう。さらにそこに捕らわれている人も極悪人というよりは、なにか芯を持った人々という感じ。獄司もあまり厳しいことを言わないのもこういう雰囲気を醸し出しているのでしょう。

NHKのサイトを見ると登場人物のなかで「野山獄」というジャンルが存在していることから、これからどんどん個性的な人物が登場してくるのでしょう。早速今回存在感を出しまくっていたのが富永有隣を演じる本田博太郎さん。人間は生きて、腐って、呪うものだと悟っていて、それを寅次郎に語ります。強烈なデビューとなりました。

表舞台では桂小五郎や西郷吉之助、井伊直弼などが登場し始め、寅次郎に影響を受けながら歴史を動かしていくような流れが形成されています。若干次回以降どのような話の流れになるのか見当がつかないのですが、手探り状態で次回も見てみたいと思います。

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