川崎大師名物の久寿餅
葛餅とも言われているようですが、この味は独特のような気がします。
うまく説明できないのですが、デンプンから作った透き通ったような感じがするモチモチ食感の餅に、黒蜜ときなこをまぶして食べます。同様の食べ方として、信玄餅も似ていると思いますが、餅の味がここでしか味わえないと思います。
そもそも、この久寿餅という名前の由来ですが、天保の頃(1830年?1840年)久兵衛という人がいて、雨で濡れてしまった小麦粉を放置していたところ、樽の底にデンプンが沈殿していて、それを加工したらできたという何とも偶然の産物なのです。そこから、久兵衛の久の字に、無病長寿を祈念して寿の一字を追加して、久寿餅となったようです。
今では、川崎大師の名物となっています。
自分は中でも、仲見世の中で境内に一番近い「住吉」の久寿餅が一番好きです。
ぜひ川崎大師に行った際は、食べてみてはいかがでしょうか。
【住吉HP】 http://www.kuzumochi.com/
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