あしたまにあーな

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真田丸 第15回「秀吉」

2016年4月 17日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

物語は秀吉を中心とした世界の中を進むことになります。前回も感じたのですが、この物語の楽しさの半分は昌幸が織りなす次の展開へのわくわく感と、その結果真田が見事に困難を乗り越えていく姿にあったのだなと思います。

その中で、今回も昌幸の登場シーンはじっと待つのみで、ほとんど出番がありませんでした。結果として、これまで何回も見てきたような秀吉、茶々、ねね、石田三成、千利休、その他の秀吉と関連の深い武将たちの紹介シーンに終始していたような気がします。

次回からは家康が真田に向けて攻めてくるものとみられますが、その際に上杉の援軍がない真田がどのようにこの困難を乗り越えていくのか、それを楽しみしたいと思います。

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真田丸 第14回「大坂」

2016年4月 10日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

これまでの息をのむ徳川との戦が一段落し、落ち着きを取り戻した後の大坂編。前回までがはらはらドキドキの展開であったのに対して、今回はややまったり感が出てしまっているという印象をどうしても持ってしまいます。それは昌幸の采配とか明日はどうなってしまうのかわからないという緊迫感がずっと物語の根底にあってそれを視聴者は感じるからこそ、毎回見逃せないと思っていたのだと思います。

そんな緊迫感が今回に限っていえばあまりなかったように感じました。それは徳川も石川数正の出奔があって真田どろこではなくなり、秀吉の天下がどんどん迫るなか世の中には一時の平穏がやって来たからかもしれません。その中で前回と同じような緊迫感を求めるのは少し酷だとは分かっていても、今回に限っていえばうまく見方を変えることが出来なかったのだと思います。

その中で今回印象的だったのは、家康を裏切って秀吉に付いてしまった石川数正と信繁のシーン。初めは数正も真田への恨みを言いまくるのですが、じっと聞いていた信繁は自分で決めたことだと突き放しながらも最後は前を向いて生きて行こうと諭します。まるで自分自身にもいっている言葉のように見えますが、次回以降は梅の面影も次第に薄れていくのではないでしょうか。

次回は、益々秀吉が幅をきかせてくるような展開になりそうですが、前々回の秀吉役の竹中直人さんを越えることができるか、小日向文世さんの演技に期待したいと思います。

◆真田丸紀行◆
大阪府大阪市
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真田丸 第13回「決戦」

2016年4月 05日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

今回が信繁の青年時代最後の回という触れ込みで始まった今回ですが、そこはまさに徳川との合戦のど真ん中。昌幸が一コマ足りないと嘆いている中で信繁が駆けつけることによって、上田合戦は昌幸にとって勝ったも同然と言うほどの心の余裕を持つことになります。前回から随分梅に対してクローズアップされていて、今回もことある毎に梅は登場します。物語のなかで少し不自然なほどの登場はその人の最期を意味する事が多いのですが、結果としてその通りになってしまいます。

しかもその最期はあまりにも唐突で、ほんの少し前のシーンでは子供をあやしていたのですから、視聴者としては若干違和感を覚えたのではないでしょうか。梅は今回ももの凄く活躍したのですが、なかでも印象深いのは真田家の家紋である六文銭の形をしたお守りを作成し、信繁に与えたこと。それを信繁は大切にしながら徳川軍と戦い、買った時に気持ちを込めて握りしめます。終始、夫思いで素晴らしい妻を演じていますが、その役目はどうやらきりに回ってきそうです。彼女が現代っ子からいかに信繁のために動ける人になれるかが見物です。

そして今回、昌幸の策略がものの見事に的中し、大軍で攻め寄せる徳川軍を細く長く伸ばすことによって一網打尽にします。城内へおびき寄せる際の信繁は終始六文銭の旗を振りまくっていてかなり滑稽でしたが、それ以外は非常に納得感のある戦法だったと思います。戦の最後の局面で昌幸自ら出陣し、敵を蹴散らせ、そこに良い味を出し続けている出浦昌相がとどめとして川の堰を破り敵を流してしまいます。

昌幸が言うようにこの戦はすでに決まっていたのかもしれません。ただ昌幸も言うようにこの戦はまだまだ長い道のりになっていくことは容易に想像でき、その際の敵は今回よりももっと強くなっているということを改めて認識しておく必要がありそうです。その辺の対処についても今後目が離せそうもありません。

◆真田丸紀行◆
長野県上田市
 - 月窓寺

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