あしたまにあーな

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真田丸 第3回「策略」

2016年1月 24日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

今回もはじめから手に汗を握る展開が待ち構えていました。前回織田に付くことに決めた昌幸ですが、周囲の武将たちとの合議はなかなか進展しません。なかには室賀のように完全に真田を疑い忍びを送られる始末。それでもその上を行く作戦で領内の戦いは完全勝利といった様相を呈してきました。しかしそれについてこれないのが嫡男の信幸でした。自分が父親に必要とされていないのではないかと悩みます。

大泉さんが演じているとどこかで例のキャラクターが出てきてくれるのではないかと思ってみているのですが、さすがにボケ役が堺雅人と二人になってしまうと物語として成立しないので、きっと最後まで真面目キャラを演出していくのでしょう。それに慣れることが自分たちとして求められるのですね。

前回かなりヒステリックになっていた高畑淳子さんも今回は着物をウットリと眺める程度でそこまで露出することもなく安定して見ることができました。さらに女性陣では長澤まさみさんや黒木華さんも登場し、華やかさが出てきたような気がします。このように表舞台での見応え十分な緊迫した戦術と、その裏にある落ち着く場面の組み合わせが今回は絶妙だと今までのところ感じます。

気になった本多忠勝役の藤岡弘、さんですが、なぜ「、」がオープニングなどに登場しているのか、もしかしてNHKはミスっているのではないかとまで思ったのですが、後に調べてみると芸名を変更されており、正しいことが分かりました。失礼しました。今後織田勢だけでなく徳川勢も本多正信が牛耳る家康という新しい雰囲気から目を離すことが出来なくなりそうです。

◆真田丸紀行◆
長野県上田市真田町
 - 真田氏本城跡

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真田丸 第2回「決断」

2016年1月 17日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

本格的に始まった物語ですが、前回の終わりに哀愁漂う姿で敗走していた武田勝頼の続報から始まります。小山田信茂に裏切られ手勢もほとんどいなくなってしまったかつての甲斐の大名の姿はもはやありませんでした。見ていてこちらの方が胸が苦しくなるくらいで、先祖が自害した場所と同じところだということに心のよりどころを見つけ、滝川一益の猛攻に耐えられなくなり自害の道を選びます。

これによって、武田家に仕えていた家臣の身の振り方が課題になって行きます。先般裏切った小山田信茂は織田家によって、捕らえられてしまう結果となり一歩間違えれば真田家も同じ状況に追い込まれることは間違いない状況。当主である昌幸の一挙手一投足が真田を決めることになります。そんななか、信繁や信幸たちは父のもとへ向かっている最中に様々な野盗にあいます。ここでもしっかりと面白さを表現する三谷さんの作品。そのやり玉に挙がったのが母親の薫を演じる高畑淳子さんでした。道中駄々をこねまくり、顔に泥を塗るシーンや、斬られてしまった人に2回も抱きつかれるなど、見せ場を大いに演出してくれました。

さらに三谷さんの演出はこのようなことでは終わらずに、これからどのように真田家を道井美いていくか悩んでいる昌幸が二人の子供にくじによって方向性を決めてもらうといった、通常ではあり得ないシーンに、長い時間を使って緊迫しながらもユーモアなひとときを楽しむことができました。結果としては全く違う答えを突然昌幸が叫び、今までの時間は何だったんだ状態でしたが。

また、他の武将についてもこれまでにないような描写がありました。それが徳川家康。これまでは狸じじいぶりを若い頃から描かれていたのですが、今回は完全に本多正信の家臣かのように全てを委ねきっていて頼りない雰囲気を醸し出します。これも何かの伏線なのかもしれませんが、近藤正臣さんという重鎮が故の演出なのかもしれません。彼と言えば、龍馬伝での山内容堂というイメージがまだ抜けないので、これから少しずつ慣れていこうと思います。

このように、歴史の表場面と描きたい人物が非常に近いので、全ての場面を違和感なくスムーズに見続けられるというのは、何のストレスもなく純粋に楽しめるのだなと改めて感じました。次回も楽しみにしたいと思います。

◆真田丸紀行◆
群馬県東吾妻町
 - 岩櫃城跡

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2013年大河ドラマ「八重の桜」の主役は綾瀬はるかさん

2011年6月 22日 By: rainbow Category: ドラマ No Comments →

2011年6月22日に、2013年に放送する52作目の大河ドラマの内容がNHKから発表されました。主演は綾?はるかさんで題名は「八重の桜」というものです。現在放送しているドラマが女性を主人公としている江なので今からみると連続して女性メインというイメージがありますが、2012年は松山ケンイチさん主演の「平清盛」であることから、1年あいて女性メインということになります。

「八重の桜」の脚本は、大ヒットとなったNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を手がけた山本むつみさんです。戊辰戦争の際には会津・鶴ヶ城籠城戦で自らも銃を手に奮戦し、後に同志社大学の創設者・新島襄と結婚した女性・八重の生涯を描くといいます。震災で被災地の一つとなった福島も舞台になるということで復興への思いを後押しできる作品になるといいと思います。

ちなみに2012年の平清盛の脚本も、NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」を手がけた藤本有紀さんということで、2年連続で連続テレビ小説の脚本家が大河ドラマを作り上げることになります。大河ドラマと連続テレビ小説とはまた趣が違ったりする部分もあると思いますが、NHKとしては何らかの思いがあって採用しているのでしょう。

大河ドラマの題材の中で近代を取り上げるというのは珍しくもあり、どのようなドラマになるのか今から楽しみです。坂の上の雲の出来がかなりいいのでそれを超える作品になることを期待したいと思います。また今の日本の礎がどのように作られていったのか、その土台となる歴史背景を踏まえつつ主人公の歩みを、大河ドラマらしくスケール大きく描いてくれることを願ってやみません。

【参考】YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110622-OYT1T00936.htm

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