真田丸 第3回「策略」
今回もはじめから手に汗を握る展開が待ち構えていました。前回織田に付くことに決めた昌幸ですが、周囲の武将たちとの合議はなかなか進展しません。なかには室賀のように完全に真田を疑い忍びを送られる始末。それでもその上を行く作戦で領内の戦いは完全勝利といった様相を呈してきました。しかしそれについてこれないのが嫡男の信幸でした。自分が父親に必要とされていないのではないかと悩みます。
大泉さんが演じているとどこかで例のキャラクターが出てきてくれるのではないかと思ってみているのですが、さすがにボケ役が堺雅人と二人になってしまうと物語として成立しないので、きっと最後まで真面目キャラを演出していくのでしょう。それに慣れることが自分たちとして求められるのですね。
前回かなりヒステリックになっていた高畑淳子さんも今回は着物をウットリと眺める程度でそこまで露出することもなく安定して見ることができました。さらに女性陣では長澤まさみさんや黒木華さんも登場し、華やかさが出てきたような気がします。このように表舞台での見応え十分な緊迫した戦術と、その裏にある落ち着く場面の組み合わせが今回は絶妙だと今までのところ感じます。
気になった本多忠勝役の藤岡弘、さんですが、なぜ「、」がオープニングなどに登場しているのか、もしかしてNHKはミスっているのではないかとまで思ったのですが、後に調べてみると芸名を変更されており、正しいことが分かりました。失礼しました。今後織田勢だけでなく徳川勢も本多正信が牛耳る家康という新しい雰囲気から目を離すことが出来なくなりそうです。
◆真田丸紀行◆
長野県上田市真田町
- 真田氏本城跡
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