あしたまにあーな

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インカの秘薬が地球を救う

2008年6月 15日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →



南米ボリビア、アンデス山脈で代々、独特な治療法を口承で受け継いできた伝統的な医者“カヤワヤ”。彼らの先祖は、はるかインカ時代まで遡り、赤いポンチョをまとっています。

その一人であるオルティスさん。彼の住むチャラサニという街は、古くからカヤワヤが住む街として知られています。

この街は3種類の気候が存在し、それによって200種類を超える豊富な生命力の強い薬草が育っているといった地の利があるのです。雨季から乾季に入る4?5月には、アンデスの豊かな植生から得る薬草を収穫しながら、病気やけがを治療して回ります。まさに大地は大切な薬箱なのです。

カヤワヤは病気や傷が完治するまで報酬を受け取ることはしません。また、その報酬も予め決められているわけではなく、患者が払える分だけ。

科学的な研究が進み、現代医学からも注目されるようになりました。カヤワヤが日常的に使っているエバンタの樹皮が、リーシュマニア症という皮膚が溶けてしまう難病にきくかもしれないとして、現在懸命に研究が行われています。これによって、150万人の命を救うことができるとされています。

しかし、カヤワヤの命ともいえる薬草が近年次々と枯れ始めていました。

それは、気候の変化が原因とオルティスさんは言います。豪雨による被害、干ばつといった近年南米を襲う気候変動による被害が薬草にも及んでいるのです。オルティスさんの息子、ホセくんの時代には薬草はないかもしれない。人間が地球に大きな負荷をかけている。カヤワヤは大地に祈り続けます。

100年後200年後を生きる人たちのために、自分たちが今何をできるか考えなくてはいけないとオルティスさんは言います。

大地と人間の関係がきしみ始めているいま、彼らの教えを今こそ後世に残していく必要があるのかもしれません。

【出展】素敵な宇宙船地球号 6月15日放送

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海洋深層水のヒミツ ?富山湾から地球が見える!?

2008年5月 25日 By: rainbow Category: 環境問題 1 Comment →



日本海に面する「富山湾」。

その海では河原の石が取れます。山から海までの距離が短いため、流れが急になってしまうために生じているもので、標高3000mの立山連峰から続く急斜面が、海底1000mまで一気に到達するという世界的に希な地形なんです。

その独特の地形は、湾内を豊かにしてきました。海底には、今もなお太古の森の痕跡が残り、深海には奇妙な生物が群生しています。

その富山湾の水は不思議な成分を多く含んでいます。その一つが、「グリシン」。含有量は普通の水の倍ちかくもあります。

また、豊かな海洋深層水も多く存在します。海洋深層水とは海面で冷やされて重くなり深海へと注いでいる海水のことで、100年かけて日本を巡回しています。海洋深層水には、バクテリアの数が1000分の1から1万分の1しかなく、非常に澄んだ水で塩化リチウムが含まれているため、そこからリチウムという希少金属をとる研究も進んでいます。

ところが、この宝の海に異変が忍び寄ってきているのです。

立山連峰に広がる観光名所として有名な雪の壁の中に、一筋氷の層が見えるようになってきました。

飯田肇さんによると、温かいあるいは雨が降った証拠ということなんですが、問題はその時期。今年の1月中旬の最も寒いとされてきた時期に氷の層ができているのです。これは確実に温かくなっている証拠といえます。

これが富山湾に与える影響が懸念されています。

雪解け水は、海底に豊かなわき水として注いでいます。それがなくなれば、海の生態系に影響を及ぼす可能性がある。実際問題として、富山湾で獲れる魚の種類が変わってきました。暖流系の魚の代表格であるサワラ。去年は1600トンも獲れたのです。

さらに、危機は世界的にも広がっていて、アメリカの論文誌Scienceに驚くべき論文が掲載されました。

「熱帯に拡大する酸素不足の海」

微生物が生息できない海が拡大しているというのです。富山湾でも、既に30年前から深層水に含まれる酸素含有量が減ってきていることが観測されていました。

精巧な命の仕組み。

そこに生きる人々はみんなつながっているのです。大切な場所が、少しずつ減ってきている現実に対して、その小さな兆しを見逃さないで注視していきたいと思います。


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「空飛ぶバラの秘密」巨大花産業の光と影

2008年5月 11日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

花の女王であるバラの魅力は、華やかさとその香り。

そのバラは、最近2割以上が外国から輸入されていて、その一つにアフリカのケニア産があるのです。

実はケニアの高原気候はバラ栽培の最適地なのです。軽石を多く含み保水能力が優れている土がナイバシャ湖周辺にあるため水の問題もなく、1年の平均気温が20度と温暖といいことづくめです。

標高2000メートルに位置するナイバシャ湖周辺は、湖の水を栽培に利用でき、バラ栽培農場が急速に拡大しています。今やケニア一のバラ生産量を誇ります。

160社もの企業が集まる花企業があり、ヨーロッパや日本などに輸出されています。輸出に数日かかるため、まだつぼみの状態で摘まれるのです。

日本まで検疫を含めて4日、10000kmの道のり。途中アラブ首長国のドバイを中継します。このように関税がかからないこの国をうまく利用し、日本へ空輸されるのです。

地産地消が叫ばれる中、遠くから運ぶことに問題はないのでしょうか。岐阜大学の教授によると、暖房などがかからないため、仮に空輸してもCO2排出量は少なくて済むそうです。

ところが、ナイバシャ湖の水の過剰取水や、農薬、殺虫剤を含んだ排水は、湖の環境を疲弊させてしまいました。2006年世界水フォーラムにて、この花農園が問題になりました。湖の生態系も変わってしまったのです。透明だった水も、多くの微生物の発生などにより濁ってしまいました。パピルスの浄化作用も追いつかないほどの汚染状況になってしまっています。

原因は、花農園です。このビジネスに従事しようと、30年で40倍もの人たちが集まり、生活排水が湖に流されてしまいました。さらに、過剰取水により湖の水位も下がってしまい、多くのパピルスも枯れてしまったため、余計汚染が進むという負のスパイラルに陥ってしまっているのです。

問題を乗り越えるためケニアでは水循環システムが導入されました。これは、取水した水を肥料と混ぜ、各温室に配ります。そこから排出された排液を排液貯水池に貯め、それをバラ栽培に再利用すという循環を実現しています。

また、日本にもエコなバラ作りに取り組む生産者もいます。それは、愛知県一宮市のバラ農家 三輪さん。

彼の目指すのは日本ならではのバラつくりです。MPSと呼ばれる花のエコマークを取得し、輸入物にはない、香りを届ける付加価値を付けています。さらに赤と青のLEDを使って光合成、成長促進、害虫駆除を実現しようと必死でがんばっています。

日本から遙か離れたケニアの高原。

アフリカの花を見つけたらケニアの湖を思い浮かべて下さい。

そこに苦しむ人たちと、必死に戦っている人たちが居るということを頭の片隅に入れておくと、バラの色も少し違って見えるかもしれません。

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