あしたまにあーな

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天地人 第14回「黄金の盟約」

2009年4月 05日 By: rainbow Category: 2009年_天地人 No Comments →

話が急展開に進みがちな大河ドラマにあって、ここ数回は景虎との戦いが長期化し、じりじりとした手に汗握るものとなっていることがわかる描写になっています。残念ながら景虎側の状況がよくわからないので、何もしていないように見えますがきっと色々手を打っているんでしょう。

そんななか、前回間を取り持ってくれると言っていた高坂弾正が亡くなったことが伝わり、それと共に武田軍が進軍してきているというのです。高坂が責任を持ってこの話を進めると言っていたにもかかわらず、勝頼に全然伝わっていなかったのは残念でなりません。高坂の家臣の誰かが勝頼に話をしてもいいんじゃないかとは思うんですが。

そんな武田に再び直談判しに行きたいという兼続を景勝を含めて大反対するのですが、色々ありながらも最後は兼続の意見を採用し、再度武田の元へと派遣することになります。景勝にとってここまで兼続の意見が強いということは、上杉家のその他の重臣にとっては気分がいいものではないでしょう。なにせ自分たちの意見が全く取り入れられず、兼続の意見ばかりが採用されるのですから。そのことを景勝も兼続もフォローしないといけないのに、そういう雰囲気はありません。これで上杉家はひとつに束ねられていけるのだろうかと謎になります。

同様に兼続とお船の関係もあるでしょう。信綱の関係もありながらどうしても兼続を応援したいと密かに呼び寄せて激励します。お船にとって心が完全に兼続にあることを示していますよね。兼続の立場から見ると微笑ましいのですが、自分が信綱の立場になったらこの状況をどう思うでしょうか。

そうして様々な人々の思いが交錯しながらも、兼続を中心とした上田衆は勝頼から同盟の旨の回答を引き出し、同盟を成功させます。今後兼続が大物になっていくんだということが勝頼の「名前を覚えておこう」発言からも見て取れます。その同盟の証として景勝の嫁として勝頼の妹である菊姫が決まることになるのです。

次回からようやく、物事が進んでいきそうな感じがします。北条や景虎とどのように戦っていくのか楽しみにしたいと思います。

□■天地人紀行■□
新潟県南魚沼市・湯沢町
– 荒戸城
– 龍澤寺
– 樺沢城跡
– 坂戸山


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天地人 第6回「いざ、初陣」

2009年2月 08日 By: rainbow Category: 2009年_天地人 No Comments →

世の中は圧倒的に織田信長の世界になりつつありました。前回からいうと織田信長と上杉謙信は根本的に考え方が違うんですよね。天下を統一するためには鬼にでもなるという決意で自分に背くものを徹底的に打ち破っていくという現代でそれをやったらやばそうな織田信長と、義を重んじる日本人として昔からある考え方に基づいて闘う上杉謙信。

義を重んじるからこそ、兵力の差があったとしても戦いを挑むのです。その織田信長へとうとう戦いを挑んだ上杉謙信。その戦と共に初陣を果たしたのが兼続でした。意気揚々と戦いにでたものの、いざ戦では人をあやめることができません。命乞いをする敵に対して情けを感じてしまったんでしょう。

ある意味、それは義に適っていて、戦だからといってむやみに人をあやめるような人になって欲しくないという母の思いに合っているのですが、時は戦国の世の中です。周囲がそのような状況になってしまっているときに、自分だけ敵を切ることができないと情けない奴で弱虫扱いされた上に、その上の親方までもバカにされてしまう世界なのです。今回、景虎の家臣にバカにされている兼続をみて、こっちまで胸が苦しくなってきました。思わず手が出てしまう気持ちも分かるような気がします。

でも、それはやってはいけないこと。兼続は謙信に「心が迷っている。故郷・上田庄で己を見つめなおせ」を命じられ、陣中から去るのでした。さぞかし無念だったと思います。この経験が次にどのように活かされていくのかをしっかりと見守っていきたいですね。

そしてもう一つ気になったのが、今回も登場した初音。長澤まさみが演じているのですが、本当に戦国時代にこのような格好をした人はいたのかがわからない、まるで由美かおるのお銀のようなキャラクター。予言の能力をもっていると南魚沼市観光協会のWebページにも書かれているので、実在した人物のようですが、恐ろしい存在になりそうです。

どん底に落ちてしまった兼続の復活に期待しましょう。

□■天地人紀行■□
新潟県南魚沼市
・追分の碑
・樺沢城
・上田衆屋敷跡
・越後上布

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天地人 第4回「年上の女(ひと)」

2009年1月 25日 By: rainbow Category: 2009年_天地人 1 Comment →

今回は、樋口兼続とお船の恋愛模様を中心に話が進んでいきます。昨年の篤姫あたりから大河ドラマも固い感じではなくお茶目な部分を多く出すようになりましたね。兼続はお船のことをすごく気にしながらも、女性に慣れていないせいかまともに話すことさえできません。ずいぶん腰が低くお船に接する姿は、風林火山での平蔵に似ている気もします。

兼続が、雨宿りをするといった小屋でもお船が意味深な言葉を投げかけ兼続の心はドキドキ。この先もあり得るのか、いやNHKのドラマなだけにこの時間帯ではないだろうなどと、こっちまでドキドキしてしまいました。実はお船は小さい頃与六と一緒に遊んだ中でその頃から気になっていたという筋金入りの幼なじみだったのです。これでは景勝を含めたほかの男は近寄ることさえできないでしょうね。残念です。

もう一つのイベントが織田信長でしょう。今回の吉川晃司が演じる織田信長は、これまで描かれていた信長像そのものといった感じで、それを支える秀吉役の笹野高史が思い切り「猿」という感じが出ています。その信長から送られてきた洛中洛外図という挑発に対してなびかない謙信はさすがですね。貢ぎ物など謙信には全く通じないのではないでしょうか。もっと気持ちを揺さぶるような策があれば、謙信を動かすこともできたんでしょうね。

最後に信長の使者として登場したのが、長澤まさみ。始めに登場した服装はまるで水戸黄門のお銀のような限ぢふうな服装だったのが気になるところです。この先どんな服装がみられるのだろうと思っていた矢先、戻りの船の中では普通の着物でした。残念です。これでもかというくらい旬の女優や俳優を次々と投入していますが、長澤まさみもちょい役ではなく長く登場してくれるといいなと思います。

次回は、兼続と信長の対面ですね。今後この対面がどのように働いていくのか、人間関係を構築する上でのキーポイントとなりそうです。

□■天地人紀行■□
山形県米沢市
?米沢市上杉博物館

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