あしたまにあーな

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篤姫 第23回「器くらべ」

2008年6月 08日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 2 Comments →

今回は、大きな2つの脇の流れと共に、メインルートである家定の跡継ぎ問題が熱くなり始めましたね。

まず脇の流れからですが、一つは小松尚五郎さんの生き方について。自分はいつまでも薩摩に残って日本の動乱に力を注げないものかどうかと悩みまくります。

薩摩という小さい場所に留まっていていいのかずっと前から悩んでいて、その怒りの矛先を西郷さんや大久保さんに向けたりしていましたが、今回お近に諭されてから、自分の生きる道は薩摩なんだと決心することになります。そのうち、中央に出て行くことになるのですが、近くにいた大久保も自分がここにいていいのかと悩む一人だったりします。先を知っていると、こんな悩みを持っていたんだなぁと改めて発見があります。

もう一つの流れが、ハリスが将軍に会わせるよう強く求めてきたことです。家定は自分の中で絶対に会わないと決めていたようですが、篤姫と共に過ごすことによって次第に考えか変わっていきいます。

その要因となったのは、慶喜と慶福のどちらを世継ぎにするかという問題のなかで、篤姫が実践した、「片方だけの意見を聞いて沙汰をするな」という格言。これに従って、両方に篤姫が会ったところ、慶福の方がふさわしいと感じ、その思いをそのまま家定に伝えたところ、裏表がないいつでも本心な篤姫に、ようやく家定の信頼を勝ち得たようです。

この篤姫の気持ちに動かされたか、始めは会うつもりのなかったハリスにも会ってみようかという話になりましたね。

この篤姫の考えは、現代に生きる自分たちの考え方として習うべきことですよね。自分が勝てばいいと言うのではなく、本心でないと人に伝わらない、そして本心を相手に分かってもらうことが重要なのかもしれません。

次回は、幾島を筆頭に篤姫たちが慶喜を推す人たちとして本寿院たちに厳しく責められることになりそうです。こわいこわい・・・・


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篤姫 第22回「将軍の秘密」

2008年6月 01日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今日は、心に傷を負った2人の内面が明らかになります。

ほとんどの人が自分のことばかり考えていて、国のことを考えている人は本当にわずか。
しかも考えていることは表に出さずに、影で人の悪口をコソコソと言いあう。

老中の阿部は篤姫の前で、これまでの人生で出会った人たちをこのように嘆きます。それに対して、気持ちのままに考えていることを話せばいい、言うべきはいい、やるべきはやって上様と共にこの国をもり立てていこうと篤姫は元気づけるのでした。

言葉で言うのは大変なんですが、言うべきことを言わないことの方がうまくいくこともあるんですよね。結局はその場その場で臨機応変に対応していかないと行けないのかもしれません。

そんな篤姫も、夜自分のところへ来て欲しいといっても、「家定から今宵はダメじゃ、お志賀のところへいく」と断られ、深く沈み込むことになります。

そこに追い打ちをかけるように、阿部老中が病死してしまうのでした。ほんのちょっと前からあからさまに咳き込んでいたので、そろそろかなとは思っていましたが、まもなくなくなられてしまいましたね。草刈正雄さんの渋い演技が映えていました。こんな令嗣沈着な人がいたら、将軍も周りも信頼して頼ってしまいますよね。

阿部の思い出話をしたいと家定にいっても、聞き入れてもらえない、まずは妻になって夫と向き合いたいと願う篤姫。それも許されぬ事でしょうか、と悩みます、こっちまで悲しくなって来ちゃいました。

でも、立ち直りがはやく、すぐに思い悩んだら、悩むのをやめて、感じるがままに任せるようにと母からの助言を思い出し、すぐにどうしなければ行けないかを考えるようになります。この辺りのプラス思考は今の時代でも学ぶべき点かもしれません。

この後、篤姫は家定から真の姿を引き出すことに成功します。

うつけのフリをしていた家定は、実はそうではなく、この滅び行く運命にある徳川家の運命をいち早く把握していたのです。

その上で阿部に任せていたこと、その阿部が亡くなったあと、困ったことになり、自分がなんとかするしかないということを篤姫に語ります。その上で、自分の人生の中で将軍にされたことに対する困惑とある種の恨みを語り、もう誰も信じないと心に深い傷をおっているのでした。

この深い傷を負った家定に対して、どのように解きほぐしていくのかが今後の篤姫の鍵になりそうです。


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篤姫 第21回「妻の戦」

2008年5月 25日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 2 Comments →

今回は、女の戦いを十分に堪能させてもらいました。

大河ドラマらしからぬ、篤姫の髪型の議論。ああでもない、こうでもないとまるでコメディーのように、どうしたら家定が渡ってきてくれるのかと本寿院、幾島、滝山などは議論し、最終的には一つの髪型に決定します。

それが効いたのか、篤姫が「今夜来てください!」といったのが功を奏したのかわかりませんが、ようやく家定が渡ってきてくれることになります。

その夜、家定は実はうつけのふりをしているのではないかと感じた篤姫は、家定本人に真相を問い詰めようとするのですが、軽くかわされてしまいます。これでしばらくは無理かなと思ったんですが、その後も継続してくれましたね。家定も篤姫に興味があったのかもしれません。

子供ができない宣言をされ、少し落ち込む篤姫の目に映ったのは、楽しそうにいつもを過ごしているお志賀。ただ家定のそばにいたいというその気持ちに、次第に嫉妬心と独占欲が生まれてきます。

ただ、篤姫が嫉妬をしても幾島や滝山ほど怖く感じられないのはなんででしょう。

いつかは篤姫が家定の気持ちを揺り動かし、心を奪っていくんだと思いますが、それはいつのことになるんでしょうか。


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