あしたまにあーな

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篤姫 第20回「婚礼の夜」

2008年5月 18日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 1 Comment →

とうとう婚礼の儀がやってきました。

なんだか話の展開が平らだったりする日もあれば、急に話が進展する日もあって、今日は後者ですね。今日の婚礼という日が一つの区切りの日だと思います。

家定も3回目の婚儀ということで、面倒なことは省略したいというのが篤姫の考え方と一致しているので、この先もうまくやっていけるんでしょうね。

夜になり、2人で床につくのですが、家定はさっさと寝ようとしてしまいます。でも、やっぱりどこかで寝れないんでしょう。「何か面白い話を聞かせよ」と言い、篤姫が語る昔話に喜ぶのですが、篤姫は途中で寝てしまいます。ふてくされてやけ酒をする家定がなんかかわいいです。

それ以降、家定が大奥に来ることはなかったのですが、庭でアヒルを追いかけてはしゃぐ家定を見かけた篤姫はここぞとばかりに一緒にアヒルを追いかけます。

この辺りは、薩摩にいた頃の於一を思い出します。あの頃はいつもこんな感じだったような気がしますが最近こういう場面は少なかった様な気がします。

そこで、池に落ちそうになる篤姫を家定が抱き留めて救った瞬間、篤姫の中から家定がうつけであることは完全に打ち消されます。うつけのフリをしているだけだと。

確かにそうなのかもしれませんね。将軍となっている以上、自分なりの考えもあると思いますし、その政治の仕方も人それぞれです。必ずしもリーダーシップをとるだけが政治ではありません。そういう意味で、家定は違った意味で天才なのかもしれません。

その辺は次回以降、篤姫が明らかにしていってくれるでしょう。

それよりも、今回頭角を現してきたのが、側室のお志賀ですね。演じる鶴田真由さん、最近まり見ることがなかったのですが、久しぶりで結構怖い役柄を演じています。目つきなどこれからの波乱を静かに伝えてくれています。女性同士の怖い戦いが始まろうとしているんですね。まだ篤姫はKY何ですがw


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篤姫 第19回「大奥入城」

2008年5月 11日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今日は何とも落ち着いた回でしたね。

とうとう入城した篤姫は、周りの混乱をよそに次々と古いしきたりをなくして合理的に替えていきます。篤姫にとっては慣れない環境に置かれる状況は何度も経験しているので、大奥といえども自分のスタイルを変えることなく振る舞っているんでしょう。さすがですね。

その分、篤姫の盾となろうとがんばる幾島の姿が逆に痛々しいですね。これまでこういう経験をあまりしてこなかったため、様々な場面で虚勢を張っているように思えてなりません。おそらくすっごく疲れるでしょうね。

いい物は取り入れ、悪いところは改める柔軟な姿勢が大切なんだと改めて思い知らされます。滝山を演じる稲森いずみが怖い雰囲気をうまく醸し出していてGOODですね。たばこを吸いながら怒りに震える姿はこちらまで続々と来てしまいます。

最後の頼みの綱である本寿院に、愚痴を言いに行きますが世継ぎが産まれればそれでいいと知らんぷりしています。女性だけの世界は色々ありそうですね。始めて本寿院と篤姫があったときに、篤姫が下座に降りていって挨拶した時に、本寿院がすごく恐縮していたところを見ると好印象だったんだと思いますが、今後はこの二人の嫁姑問題が勃発するんでしょう。

怖い状況が続きそうです。

薩摩にいる尚五郎も平穏な今を「これでいいのか」と悩み続け、時々死んでいるようだと言っています。尚五郎だけでなく、それに従う大久保や西郷など現状に満足することなく、日本をよくする男達はこの頃からその片鱗を見せてくれています。

今後の彼らがすごく楽しみです。

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篤姫 第18回「斉彬の密命」

2008年5月 04日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今回の大きな話題は2つありましたね。

まず尚五郎ですが、小松家に入ってお近さんと夫婦になるという話を斉彬から依頼され、小松家に入ることは快諾しましたが、お近さんと結婚することに対しては、「決め手がない」と悩み続けます。

この時代の結婚とは、政略的なものも多くあまりお互いの感情を考慮した結婚がないんだと思うのですが、本来であればやはりお互いにこの人と一緒にいたいと思ってするものですよね。

それを一番大切なことだと考える尚五郎の誠実さをすごく感じました。中途半端な気持ちで言われるがままに結婚したのでは相手に対しても失礼だし、幸せにすることなんてできやしません。

悩んでいるとお近さんがやってきて「自分は取り柄なんてない。諦めてくれ」と伝えますが、それを慰めているうちに尚五郎はお近さんのいい面を再確認し、自分が守ってあげようという気持ち、その決め手を得ることになります。

これで世に名をとどろかせる小松帯刀に近づいてきましたね。周囲からも今は、篤姫のことを吹っ切れているかどうか不安がられていますが、お近さんという伴侶を得て、将来が楽しみです。

2つ目の大きな出来事、それが篤姫の輿入れです。

安政の大地震で輿入れが延期になってしまい、周囲の環境もハリスが下田にやってきたり、様々な出来事があってごたごたしていましたが、ようやく話が進み始めました。

江戸にある薩摩藩邸での最後の夜。

これまで疎遠だった母上様から達者でという激励を受けます。この人も篤姫がいたからこそ、自分を見失う寸前で世のすばらしさを再確認できた人の一人ではないでしょうか。

さらに、斉彬からもこの婚姻における篤姫の最大の使命を伝えられます。

それは、篤姫がもし家定との間に世継ぎを産めなかった場合は、次期将軍を一橋家の慶喜とするよう家定や大奥の人々を説得せよというものだったのです。

おなごしかできない事があることは知らされていたんですが、斉彬が自分を御台所にしようとした最大の理由を初めて知る篤姫でした。

大奥から迎えに来た滝山も、波乱を予感させますね。でも、もう篤姫としては3回目の出来事なので、おそらく屈強もはねのけてくれると思います。稲森いずみが少しまだ慣れていないかなという印象を受けましたが、これからでしょうね。

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