あしたまにあーな

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篤姫 第26回「嵐の建白書」

2008年6月 29日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今回は山あり谷ありの激動の回になりましたね。

まず谷としては、一橋を推す斉彬一派は篤姫に直接指示をだして、早急に慶喜を次期将軍に推すように言うのですが、篤姫はなかなか身動きを取ることができません。大奥の人々は本寿院を中心に、慶福を推す人々で溢れており、さらに井伊直弼もそれを強く指示している状況下にありました。

さらに、それに業を煮やした斉彬は慶喜を次期将軍にという建白書を提示することになり、これで斉彬とその娘である篤姫は、慶喜派であることがバレバレになってしまったため、余計篤姫は追い詰められることになります。

追い詰められた篤姫は、家定に直談判しますが逆に、「そちだけは信じられる人だと思っていたのに」とかなり厳しいひと言を言われてしまいます。これはきっついですね。ようやくお互いを信じ合える仲になれたと思っていた篤姫も相当傷ついたでしょう。

でも、谷があれば山もやってきます。

一橋を推す動きが相当厳しくなってきた頃、篤姫は自分の気持ちに反して慶喜を推してしまった自分を省み、自分の気持ちに正直になると家定に誓います。同時にそれは、斉彬に背くことにはならないという自分なりの結論を出し、どちらも推さないという答えを導きます。

どちらにもつかないということは、どちらからも敵として扱われてしまう危険性もあると思いますが、それでも自分の気持ちを通すというあえて厳しい選択をしたのでした。その結果、家定からも「御台所らしい」と仲直りをすることができるようになったのです。

生まれ変わっても、自分でいたい。そうでなければ、あなたに会うことができなかったから。そんな心から慕える人と出会えた篤姫の幸せぶりで、心温まる最後でしたね。

この先、激動の世界が待っているとは思いますが、開国の件というこの時代に生まれることができてよかった、そうでなければ異国の人に接する機会がなかったから、というようなポジティブな考え方を自分も見習っていきたいと思います。

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篤姫 第25回「母の愛憎」

2008年6月 22日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今回も、またすごいタイトルを付けてきましたね。まるで、昼ドラマのようですが、タイトルだけでなく内容もまた、そんな感じのまさに嫁姑の戦いが繰り広げられました。

でも、昼ドラマよりも思いの外あっさりと本寿院は、篤姫に屈してしまったような気がします。もっとドロドロの戦いになるかと思っていたのですが。

事の発端は、篤姫が慶喜を推していることに激怒した本寿院派は、篤姫と家定を会わせないように様々な画策を施します。本寿院の手下として滝山などが動きますが、完全に本寿院の言いなりっていう感じでした。

仮病を使って、篤姫が病に伏しているということにして、家定に会わせないようにしていたのですが、とうとう家定は我慢の限界を迎え、直接篤姫のもとへと向かうのでした。

はじめは、家定と篤姫の関係もぎすぎすしていたのですが、ここに来てとうとう家定から、「御台所がいないと世界の色が消えてしまったようだ。」とまで言わせ、さらに手と手を取り合って眠る姿は、本当の夫婦になったんだなぁとしみじみ感じてしまいますね。

この二人は次回、色々ごたごたがありそうですが、それよりも今回衝撃的だったのは、その裏で必死で頑張る西郷さんと大久保さん。

西郷さんと共に、熊本まで一緒に向かうことになった大久保さんですが、熊本藩家老との話し合いの中で、西郷はつらそうに大久保に席を外すように言われます。

その場でのやり場のない怒りがこっちまで伝わってきました。原田泰造うまいですね。こっちまで無念な気持ちがこみ上げてきました。

笑顔でお互いを激励し合う西郷と大久保ですが、薩摩に戻ってきた大久保は、「これから鬼になる」発言をします。どのように鬼になっていくのか、すごく楽しみです。本流よりも、ちょっとこっちの方が気になっていたりして ^^;


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篤姫 第23回「器くらべ」

2008年6月 08日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 2 Comments →

今回は、大きな2つの脇の流れと共に、メインルートである家定の跡継ぎ問題が熱くなり始めましたね。

まず脇の流れからですが、一つは小松尚五郎さんの生き方について。自分はいつまでも薩摩に残って日本の動乱に力を注げないものかどうかと悩みまくります。

薩摩という小さい場所に留まっていていいのかずっと前から悩んでいて、その怒りの矛先を西郷さんや大久保さんに向けたりしていましたが、今回お近に諭されてから、自分の生きる道は薩摩なんだと決心することになります。そのうち、中央に出て行くことになるのですが、近くにいた大久保も自分がここにいていいのかと悩む一人だったりします。先を知っていると、こんな悩みを持っていたんだなぁと改めて発見があります。

もう一つの流れが、ハリスが将軍に会わせるよう強く求めてきたことです。家定は自分の中で絶対に会わないと決めていたようですが、篤姫と共に過ごすことによって次第に考えか変わっていきいます。

その要因となったのは、慶喜と慶福のどちらを世継ぎにするかという問題のなかで、篤姫が実践した、「片方だけの意見を聞いて沙汰をするな」という格言。これに従って、両方に篤姫が会ったところ、慶福の方がふさわしいと感じ、その思いをそのまま家定に伝えたところ、裏表がないいつでも本心な篤姫に、ようやく家定の信頼を勝ち得たようです。

この篤姫の気持ちに動かされたか、始めは会うつもりのなかったハリスにも会ってみようかという話になりましたね。

この篤姫の考えは、現代に生きる自分たちの考え方として習うべきことですよね。自分が勝てばいいと言うのではなく、本心でないと人に伝わらない、そして本心を相手に分かってもらうことが重要なのかもしれません。

次回は、幾島を筆頭に篤姫たちが慶喜を推す人たちとして本寿院たちに厳しく責められることになりそうです。こわいこわい・・・・


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