あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > マーケティング


効果的な口コミマーケティングとは?

2008年6月 17日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

最近、企業のマーケティングも多様化していて、様々な方法で広告、宣伝をするようになってきました。One to Oneマーケティングやダイレクトマーケティングといった言葉も今ではかなりポピュラーな手法として浸透しています。

中でも「口コミ」による効果は、かなり高いことが知られ始め、その代表格であるブログの書き手をうまく仲間に引き込むことによって、商品を宣伝してもらおうとする動きが至るところで始まっています。

例えば、「“きれいなおねえさんは、好きですか。” presents 夏も美肌で★ビューティーパーティー」

タイトルだけ聞いても何のことやらと思ってしまいますが、松下電器産業の美顔器「イオンスチーマー ナノケアプラチナ」を口コミマーケティングするために、サイバーエージェントが主催したイベントです。

参加者にブログで本イベントについて書いてもらい、口コミで評判を広げよう、という狙いがあるそうです。そのための工夫もしており、ビンゴゲームのマス目には予めブロガーに配った名刺を交換してもらい、相手のブログ名を入れたりしてより多くのつながりを持ってもらって、口コミの輪を広げようとしています。

イベントの参加者は女性ブロガー50名で、ほとんど全員20代?30代前半といったいわゆるF1層と呼ばれる人たち。

このような手法の集まりは結構やっていて、自分も参加したことがありますが、けっこうな大人数になることが多くあります。しかし、人を多くすることによって手軽に多くの人に認知させることができるとは限らないような気がします。あまりにも人が多いと、その交流の輪も一定の小ささのものが数多くできるだけであり、その場が和んでしまえば他に行こうとはあまり思わなくなります。

つまり、100人いてもその分だけのつながりはできないのです。これはすごくもったいないことだと思います。

であれば、数人から十数人のある一定の同じような趣味を持つ人たちに集まってもらい、そこに対象となる商品を使ってもらったり、ブログに紹介してもらうといった、完全にターゲット化した方が、双方にとってより効果のある結果をもたらすのではないでしょうか。

男女比や共通の趣味といったセグメントを考慮して、話しやすくより多くの人とつながれる環境を作ってあげてこそ、このブロガーによる口コミマーケティングは大きな効果を得られるのだと思います。

【参考】Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0706/11/news029.html

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
(2007/03/29)
コグレ マサトいしたに まさき

商品詳細を見る

本屋で売り上げを上げる陳列の方法

2008年5月 22日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →



本の陳列の仕方って、本屋にとっては売り上げを左右する重要なポイントですよね。

並べ方一つで売り上げが変わってきますし、出版社の意向なども色々あるんだと思います。

店員さん自身による本の紹介などが書かれていたり、新刊コーナーを店の目立つ場所に設けていたりします。これらは全て有効な手段で、多くの人がまずは新刊コーナーや紹介文を参考に本を購入していると思います。

自分はよく本屋にいくんですが、主に購入するものはコミックや文庫本、新書がほとんどです。文庫本や新書にはできていてコミックにできていないことが1つあります。

それが、同じ系列を並べておく陳列方法です。

すごく簡単なことなんですが、例えば赤川次郎の新刊が出たとすると、赤川次郎フェアと題して過去の赤川次郎の作品を並べることはありますよね。新書でも、同様のことをやっています。しかし、コミックに至ってはこれをやっているところが本当に少ないのです。

○○フェアというある程度大きなイベントではやるのですが、それは期間が限定されています。例えば、とあるコミックの2巻が出たとすると、当然客としては1巻も欲しくなるはずです。3巻が出れば2巻と1巻がほしくて、まとめ買いをしたいのです。

これはフェアなどを実施するわけではなく、いつもの陳列方法として実践すべきことなんじゃないかと思います。ほとんどの場合、2巻が出ている場合その1巻を探しに既刊コーナーへ行くとなかったりします。

これは、全ての書籍に陳列に共通するものだと思います。自分が思う陳列のポイントは、
1. 初めての人にその本を手にとって買ってもらう(興味づけ)
2. 同様の本を推薦する(レコメンド)
の2点ではないでしょうか。Amazonでもお勧めをしていますよね。これをすることによって本屋としては1冊しか買うはずのなかったお客様が2冊3冊と購入してくれる可能性を引き出すことができるのです。

すごく細かいことですが、お客様にどのようなニーズがあって、それを満たしてあげることが売り上げの向上につながるのではないでしょうか。

売り場マーケティングの教科書―なぜかモノが売れる店のつくり方 (アスカビジネス) 売り場マーケティングの教科書―なぜかモノが売れる店のつくり方 (アスカビジネス)
(2004/03)
新山 勝利

商品詳細を見る