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面接官が評価するポイントとは

2009年7月 05日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

新卒採用、中途採用、アルバイトなど面接を受ける機会は数多く存在します。面接ではいつもの自分を相手にどのように伝えることができるかが重要なカギとなります。

面接のプロセスは、大きく2つのプロセスがあります。一つ目は履歴書やエントリーシートといった書類、もう一つが実際の面接です。それぞれについて面接官はどのような観点で見ているのでしょうか。Business Media 誠のなかで、実際の面接官が評価するポイントについて紹介しているので、これをもとにどのようにしたらいいかについて考えてみたいと思います。

◆履歴書のポイント(アイデム調査結果より)
<プラスポイント>
・文字の丁寧さ(91.2%)
・文字の美しさ(75.5%)
・手書きであること(54.6%)
<マイナスポイント>
・使いまわしと感じる履歴書(89.3%)
・転職回数が多いこと(84.3%)
・修正液の使用による書き直し(78.5%)

◆面接のポイント
・面接時の質疑応答の際の受け答えの様子(98.0%)
・面接時の第一印象(95.1%)
・来社時の受付での様子(90.4%)
・電話での問い合わせ時の応対の様子(88.8%)
・志望動機(80.8%)
・前職の退職理由(78.2%)
・これまでの職務経歴(74.7%)

履歴書の書き方に関する本は数多く出版されています。そういった本にも書かれていると思いますが、正式な書類である以上文字をどこまで丁寧に書くことができるかで、企業に対する真剣さを伝えることができるのです。併せて文字のキレイさも問われます。これは自分が逆に面接官だったときに、読めないほど汚い字の履歴書を読む気になるかどうかと考えれば容易に想像が付くでしょう。注意しなければならないのが、使い回し表現は使わないこと。面接官もプロですから何人の見ていれば、自分の言葉で書かれていない表現は分かるといいます。ノウハウ本に書かれていることはあくまで参考であり、最後は自分の言葉で書くことが大切なのです。

面接については、多くの企業で大切だと考えている上位が心理的、印象的な部分だということでしょう。面接官は面接が始まって数分で合否の判断を付けることができるといいます。もちろん話している内容も大切なのですが、受け答え方、話し方が心地よいか、考えるときの目線といったところで、その人の性格や自信の有無を判断できるそうです。しっかりと履歴書やエントリーシートを記入していれば、後は自信をもって面接に臨むといいでしょう。

面接の結果に限らず、これまでの自分を客観的に色々見ることができるいい機会ととらえ、丁寧な文字で自分の言葉で履歴書を書き、それを面接時に面接官に想いとしてぶつけることによって、その先はきっと見えてくると思います。

【参考】Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0907/02/news028.html

採用される履歴書・職務経歴書はこう書く<実例付き/>” border=”0″></a></td>
<td style=採用される履歴書・職務経歴書はこう書く< 実例付き>
(2003/06/19)
小島 美津子

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意外な行列回避法とは

2009年7月 02日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

以前、クリスピー・クリーム・ドーナツの行列について紹介しましたが、このドーナッツ屋さんの最長行列時間は5時間40分だそうです。自分はこの時間が最後尾に示されていたら問答無用で諦めますが、この列の後ろに並んでまで購入したいという人は確実にいるでしょう。同じように、東京ディスニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンといった日本で代表的なテーマパークでも、数時間待ちは当たり前でそこまで並んででもアトラクションを体験したいと多くの人が思っているのです。

◆人が行列に並ぶ理由
では人はなぜ行列に並ぶのでしょうか。この難しい問いに対して2人の専門家が説明しています。

・早稲田大学高等研究所 渡部幹准教授
並ぶという行為はその分コストをかけているということであり、行列自体がその先への期待を高め、行列を呼ぶ。

・博報堂買物研究所 長谷川宏所長
欲しいものはなくなったが、買物はしたいという人が増えた。そういう人たちは並ぶプロセスを楽しんでいる。特に不況になると買い物に失敗したくないという気持ちが強くなり、周りと同じ行動をしようとする現象が起こりやすい。

これらの人々に共通するのは、行列自体がワクワクドキドキの対象として苦痛ではないということにあります。みんなが欲しがっているものはいいものに違いないという観点から、列に並び確実にGETする。そんな心理が働いているのかもしれません。それを逆手にとって列を意図的に作るということをしているところもあるそうです。某ファーストフード店ではそれが露骨にばれてしまったため話題になってしまいましたが、きっと多くの企業が同じようなことをしていることでしょう。

◆欲しいけど行列は回避したい
数時間も並ぶような行列は、苦痛でしかないという人も一方では数多く存在します。ワクワクドキドキではなく、必要に駆られて並ばなければならないのだけど、それが苦痛で仕方ないという人に、素敵なサービスがあります。それが「行列の並び代行サービス」です。パチンコの新装開店、幼稚園の願書取り、なかなか買えない商品の購入などの行列に変わりに並んでGETしてくれるサービスで、1時間あたり3,000円程度が相場のようです。

また、花火大会やお花見会場の場所取りなども同じようにやってくれるので、意外と利用価値は様々な分野に及ぶビジネスといえるでしょう。しかも元手もほとんどかからず稼働くらいでしょう。中にはオークションで行列代行という稼働を「出品」している人までいるのですから驚きです。

いずれにせよ、人が苦痛と感じる部分にビジネスチャンスはあり、利用者から見ると苦痛を代行してくれる人は必ずいます。行列には並びたくないけど多少お金を出してもいいから欲しいものは欲しい、当日どうしても都合で並ぶことができないという人は、このようなサービスを利用してみるのもいいかもしれません。

【参考】日経Plus1 2009年6月27日

行列があると、なぜ人は並んでしまうのか―儲けの心理学 (コスモ文庫) 行列があると、なぜ人は並んでしまうのか―儲けの心理学 (コスモ文庫)
(2007/05)
不明

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会議の効率を上げるコツ

2009年6月 05日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

毎日の仕事の中で意外にも大きな稼働となっているのが会議です。朝スケジュールを見るとその日1日のうち、ほとんどが打ち合わせ予定がみっちりと入っていることも珍しくないという人もいるのではないでしょうか。

その打ち合わせですが、なかなか要領を得ずに参加者が次第に活力を失ってしまうようなものや、「なんで自分がこの会議に参加しているのだろう」と思うようなものも少なくありません。最近会議の効率的な進め方を指南している書籍が増えているのもこのような現状に危機感を感じている人が多くなっているからではないでしょうか。そこで、今回は効率的な会議とはどのようなものかについて考えてみたいと思います。

効率的な会議といっても、会議によってその目的もアウトプットも異なるため「効率的」という言葉の定義をしっかりとしておく必要があります。ここでは2パターンについて会議の進め方を考えてみます。

◆パターン1「関係者との合意」
最も多いのがこのパターンではないでしょうか。会議の主催者がある決めたいことを持っていて、それを関係者へ提示し合意を得るための打ち合わせです。
・目的: 関係者から内容について合意を得ること
・進め方:
 1. あらかじめ会議で使う資料は関係者へ展開しておきます。
 2. 会議が始まったら、まず会議の趣旨と目的を主催者は説明し方向性を統一します。
 3. 議論の中でキーマンとなる人には事前に軽く説明しておくとスムーズに進められます。
 4. 議論は大枠から進め、時間に余裕がある場合には細部に及ぶような進め方をします。
 5. 主催者は、時間を常に意識し、会議が脱線していないかを監視します。
 6. 出席者は、ただ出席して聞いているだけでなく自分の意見を述べます。懸念点があれば問題提起します。
 7. 主催者は、決められた時間の中で大枠の方向性が固まっていたなら決定事項としてまとめ、後は別途会議が必要かメールベースでもいいのかを判断します。
 8. 主催者は、時間前にそれぞれの宿題事項、決定事項の整理を行い、会議を終えます。
出席者は事前に資料を読むことが大切です。読み合わせを行うだけで時間は数十分程度掛かってしまうこともあり、会議時間そのものが延びてしまうからです。しかしなんと言っても大切なのが主催者です。この進め方次第で会議はマンネリ化せずに済むのです。みんなが意見を言って、同意している旨の言葉を引き出し、課題と感じているところも引き出すことによって、議論が活発になります。またタイムキーパーであることも忘れずに。

◆パターン2「アイデアだし」
上記の合意パターンの打ち合わせではなく、仲間等でブレストをするパターンの打ち合わせです。
・目的: アイデアの方向性を定めること
・進め方:
 1. 時間を決めます。この手の打ち合わせはエンドレスになってしまう傾向があるので。
 2. 必ず書記役を定め、ホワイトボードなどに議論した内容を書き込みます。
 3. なるべく議論をまとめようとせずに、考えたことを言い合うようにします。ただし注意としては、ネガティブな事は絶対に言わないようにします。ネガティブ発言はアイデアの創出を阻害してしまいます。
 4. 主催者は、時間を考慮して時間になる頃に議論のまとめを行います。

アイデア出しの打ち合わせは、面白いのですが必ずまとめることが大切です。ホワイトボードに書いたものを必ずまとめておきましょう。そしてどのような方向性が決まったのかを書いておくと次の会議でその先に進むことができます。

このように会議は目的によって様々な運営方法があります。共通するのは主催者がその違いをはっきりと認識し、議論を正しく進めることなのです。そして一番大切なのが参加者が打ち合わせに遅れないこと。遅刻してしまうとそれだけで他のメンバーのモチベーションも下がってしまい、悪影響を及ぼします。また、参加者は参加したからには必ず発言しましょう。発言せずに後で批判することがあってはいけません。

有益な会議が行われ、無駄な会議がなくなり時間が効率的に利用されるとき、モチベーションも上がり結果も伴うのではないでしょうか。

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